[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[交わした詫びは、一度ずつ。
これで相子、とは果たしてしたかされたか――
ペッカは、ベルンハードの顎を緩く上げさせて
幼い頃から見慣れたその顔を、覗き込む。]
… 『土砂崩れさえ、なければ』。
アア、 そンでも。
漕がにゃ 進まん、凪もあらァ な
[幼馴染みの後頭部を、己の肩口へ凭せかけて。
相手の鼻と口を塞ぎながら、微か語尾を震わせた。]
[わがままでごめん、とアイノ>>67に謝る声は濡れタオル>>70に障られて声にならない。
幼馴染の声と手のひらの感触に無意識でもがきかけた体の力を抜いて。
覗き込んできたペッカ>>72にへら、とした笑みを瞳に乗せる。
奪われる呼気に息苦しさを感じても。
そのまま抵抗することなく――]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ