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はぁ……。
[小銭入れにしている花柄のがま口をパチンと閉じる。
ゲーム機の音が重なっている店内から外へと出ると、何時もより静かに感じるのは何故だろう。]
やられた…。
[項垂れぎみに店を出て、ぽつりと呟けば、クレーンゲームを眺めている姿が目に入った。]
にゃんこ師匠…?
[彼が見つめている筐体のプライズに描かれたキャラの名前を、ぽつり呟いた]
/*
おお!レンさんがいる!
いいよね!怪しいアイコン!(まて
映画館なのか!
なんか縁とれたりしないかなwktk
まあ、プロ中はおそらく、位置的に誰とも会えないんですが(
-外-
―――…
[額に手を充て、空を仰ぐ。
肌に感じる日差し。
サングラス越し、映る世界はモノトーン。
遠く、うすらと見える藤色の幻影はあの頃の。]
…白昼夢。
[記憶、なのだろうか。
色褪せないイロに目を細めた。*]
[ほんのちょっとのぎこちなさ>>74。
親しい間柄なら気付けたかも知れない異変はこの少しのやり取りだけでは感じ取れず。
置かれた一拍は驚いたものと判断された]
ここの藤は本当に見事でね。
地元では凄い有名な場所なんだ。
親父はホントすげーわ。
俺もいつかあんな風になりたいと思ってんだけどね。
まだまだ経験が足りねーわ。
[進矢の屈託の無い笑みを見て笑い返してから、視線を植物園の木々へ]
………えーと。
すまない、もう戻らないとならない。
[笑みは浮かべたままに友幸は顔色を変える。
色んな意味で覚悟した]
木槌、ホントにありがとな。
ゆっくりしてってくれ。
[写真を撮りに来たんだろうと勝手に思い込み、進矢にそう言って立ち去ろうと。
足取りがやや重いように見えるのはきっと気のせいではない**]
黒い奴のもあったんだな。
[ポケットの中を探って、硬貨を1枚投入]
ああ、そんな名前だったっけ。
[少女が呟いた声は、小さいのに何故か良く通った。そうだそうだと頷きながらボタンを押す。初心者設定なら、普段は(07)割くらいで取れるが、今回は]
……あ。
[思いきり外れた。掠るどころじゃない]
これ難しいな。
[ギャラリーの前でこれは恥ずかしい。
店内から出てきたところらしい少女の顔を確かめて、頭を掻いた]
[屈託ない笑みと語る口調は、純粋に父親を尊敬してるのかなぁ、と思わせて。
それもそれで、少し複雑なものはあるが──まあ、出しても詮無い、と押し込めた。
そんな制御は、ここに来てからはいつもの事]
ほんとに、大事にされてるんでしょうねぇ、ここの木って。
[なんて、適当な相槌を打ちつつ。
友幸の視線の先を追う事はしなかったから、彼が何を見たのか>>78には気づく事はなく]
え?
あ、そーっすか。
[顔色の変わった様子に、どしたんだろ、と首を傾げながらもその意を問う事はせず]
これから、お仕事っすか?
頑張ってくださいねー。
[妙に重く見える足取りで戻る背>>79にややお気楽な声を投げかけた]
……さて、と。
[当初の目的を果たした所で、は、とため息をつく]
どーすっか、なぁ……。
[いつもなら、感覚に任せて写真を撮りに行くところだけれど。
何となく、何となく──そういう気分になれなくなって。
もう一つ、息を吐いてがじ、と後ろ頭を軽く掻いた。**]
[雲待ちは まだ終わらない 超ヒマ]
藤、かあ...懐かしい、かも。
[高校の演劇部時代 藤棚の下で 野外劇のイベントを仕掛けた]
ふふ、テレビ局とか取材に来て、みんな有頂天だったっけ。
[女優になりたいと 本気で思い始めたのは きっとあの頃から]
ホント、懐かしい...
[まともな役名や台詞のあったのは、主演女優の妹役だったデビュー作の映画一本きり]
[実家に連絡すると、もう帰って来いとか、見合いしないかとか、そんな話ばかり]
[億劫になって最近は短いメールで近況を送るだけ]
[ぴょこん 何か 跳ねた]
え...?
[直立した ウサギに 見え]
あのう...日陰で休んでいいですか?
[絶対 熱射病 *間違いない*]
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