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[義兄にとりすがり、必死で風とその絶望の声を止めようとする]
もう、いいだろ。
結ぶものって、もういねえよ。雨園君はそんなんじゃない。
小さな女の子を殺そうとする人じゃない。
もう、やめろよ。俺も、死なないから。
オッサンより先には、死なないから。
もうそんな辛いことは、止めてくれよ。頼むよ。
─管理人棟・一室─
何してるんだ!
[猟銃を手にするニキを見つけて、血相を変えると銃を奪い取ろうとする]
[ぼんやりと兎を抱きしめているようにみえるニキの体を揺する]
[栗田の声が聞こえたが、あたりを見回すこともせず]
…。
[ふと、視線を下に落とすと手を握ったり、開いたりをゆるやかに繰り返した]
思考の端…
もしかしたら 佐藤杏奈
あれは 兎が…?
一瞬そう考えた
しかし…
結ぶ者が残っていれば…
二木が狙われる
もしかしたら 獏まで…
きっと これが 最後…
抵抗しないで....
お願い.....一緒に死んで.....
[兎の、花達の気が狂いそうになる位の激しい声が頭に響く。
必死に私は我慢し兎の首を絞め続ける
風がまわりを次々に破壊していく。
兎は仲間に助力を求めた。]
チカラガホシイ.....チカラヲササゲテ....
ニキノイシニマケル......
チカラヲ.....
チカラヲボクニ....
ちょ、えっ?!
待って待って待って、待ってくださいよ!
[掴みかかられてあたふた。]
此処は、まあ平たく言えば死後の世界ってヤツですな。
私達はあの男に殺されたんですよ。
[殺し損ねた、あの男へ視線を向けて。]
[背後を振り返る]
[黒い風に行く手を塞がれているタカハルを見て、焦りの色を強くする]
…………姉さん。助けてよ。
[ぽつりと呼びかけるのは、姉の名。
ハナミズキの名を持った、義理の姉。
濃密な花の香りが沸き起こり、
ゆっくりと一片の花びらがタカハルの元へと降り積もる]
雨園君、絶対、絶対助けるから。安心していて。
しご…?ころされた…?
[掴みかかった手を離すと、わかりやすく頭を抱える]
ちょっと待ってください。
[しばらくそのまま固まって、やがて栗田の視線を追った。そこには、あの男と呼ばれたものの姿]
天馬さん?
[納得できないといった様子で眉を寄せた]
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