情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
―― 廃屋 ――
「晴天」 じゃなくて 「いい天気」。
…ネギヤさんが願うなら、そっち て。
婆っばんは 俺に 言うたが。 …嫉妬?
タカハルがぶら下げちょる てるてるは ふたつ。
てるてる同士でも 嫉妬する?
[ンガムラの左手へ一度視線を落として、真面目に応える。
廃屋の柵を乗り越えながら、ぐっと眉根を寄せて]
… 逃げや せん。
―夜更けの廃屋―
グレートブリテン、今こんなになっとるのか。
一昨年、姉ちゃんが無理矢理泊まり込んだ時は、洒落た店じゃったが。
すっかりボロボロじゃのう。
ん。
[駐車された軽トラの、空っぽの運転席を覗き込み]
ンガムラさーん?
ネギヤさん、まだおらんのか?
……中か。
[おっかなびっくりの足取りで、廃屋に足を踏み入れる]
ンガム……わあああぁ!?
[突然何かが飛んできた。軽い音を立てて、足もとに落ちる]
な、何じゃ……。
[そおっと拾い上げようとしたところへ、もうひとつ何かが飛んできた。かがんだ頭へまともに当たる]
ごあ!誰じゃ!誰がおるんじゃ!
ほ
… ギンスイ か?!
[怒鳴り返す声に、移民の男は太い声で問う。
つけっぱなしの軽トラのヘッドライトを頼りにやがて見つけて]
追うて来ちょったんか…!
危なか かも しれんとに――
[ギンスイの腕を掴んで引き寄せながら、辺りを窺う]
驚いたのはこっちじゃ!
[ンガムラ>>88にまた怒鳴り返し]
んあ?おう、ワシじゃ。
[名を呼ぶヌイ>>86には、落ち着いた声で返す]
何じゃ、二人とも。こんなとこにネギヤさん、
[言いかけたところで腕を掴まれ]
危ないって、何じゃ。
確かに人気はありゃせんが、この村で、そんな物騒な……
ことに、なっとるかも、知れんのか?
[声を潜め、ひどく真剣なヌイの顔を見上げた]
[自宅に戻ると、少し早目の夕食が準備されていた。
両親は、まだ花畑の方で花たちが
本来の色を取り戻せるようにと頑張っているのだろう。
一人だけの食卓で夕食を採りながら考えにふける]
……。
[花の様子も気になるが、今はやはり
突然姿を消したネギヤが気になった。
湯を浴び服を着替えると、夜の闇へと向かっていった]
[>>30の言葉に]
消えた……?気をつけろ……?あんまり縁起がよくない言葉だね…
[真っ先にホズミのことが頭をよぎり、ちらりと>>34ギンスイを見るが、首を振って思考を振り払い]
うーん、気のせいだったらいいんだけど。
……あれ?
[なんとなしに傘の取っ手を見ると、桃色の傘につけていた小さなてるてる坊主がなくなっている]
あれ…紐、切れてる…いつの間に落としちゃったんだろ。せっかく晴れますようにってネギヤお兄ちゃんが作ってつけてくれたのに……
[先ほどの「消える」「気をつけろ」との不穏な単語も手伝ったのか、急に襲ってくる不安感。
浮かない顔のまま、山を降りていく。]
[寄り道しながら帰り着いた家は静かなもの。
でも、それもそれで、いつもの事なので気にせずに。
適当に夕飯を済ませると、書き置きを一つ残して外に出る。
左手の傘と、右手のてるてる坊主は変わらず持ったまま]
……てるてるぼーず、てるぼーず、っと。
人探しの役には、たたねーかなー?
[掃除をしてから吹いたリコーダーは、よく響く綺麗な音がした。調子を試すために吹いた曲は、晴れ晴れの歌。
題名通りの明るい旋律。だが、気分は晴れない]
……ん。
ああ、お母さん。うん、大丈夫だよ。
[様子を見にきた母親には、笑い。夕食をとりに行ったのだった]
―公園→自宅―
[レインコートを着た球体関節人形が、ボタンの小机の上に鎮座している。
窓辺では、風に吹かれて回転している、てるてる坊主。]
[着替えた後、店先へ出て]
洗濯物が乾かないくらいで、愚痴言うんは、やめんさい。
みっともない。
[うんざりした顔で、嫁へ小言を言った。]
[まずはどこに向かおうかと思案して]
そういえば、なんだっけ?
あのギンスイさんの言ってたお店の名前。
凄く長い名前で……
グレートマジンガーアイランド……?
[そこで何やら大きな声やら音やらが響く]
きゃっ!?
[どうやら近くの廃屋から聞こえてきたようで
こっそりと戸を細く開けて何があったのか確認する]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了