156 じんろうさまのかみかくし村 〜まつりごと〜
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─ いま ─
[ミュールを脱ぎ、椅子に足も乗せる形で若先生待っていると、不意に外から声をかけられた>>65]
え? あ、うん。
ありがとう。
[綺麗な人だなぁ、と見上げていると、ほんの少しだけ違和感。
この容姿は以前どこかで見たことがある気がする。
モミジの祖母が残した手記に似た容姿の人物のことが書かれていたはずだ]
(82) 2014/ 8/ 4(月) 22時50分位[いま]
???
戻って来れた?
[言われた言葉>>66が理解出来ず、モミジは不思議そうに首を傾ぐ。
いつだったか、どこだったか、誰だったか。
手記で見た以外にも会ったことがあるような感覚]
[一度常世へと降りたが故に掛けられてしまった記憶の鍵。
”ありがとう”の言葉は、今は手記の中に*]
(83) 2014/ 8/ 4(月) 22時50分位[いま]
─ むかし 祠 ─
[かえりました、と口にして]
[それで、戻ってきた、という実感を少し、強める]
[そこに聞こえた足音と、声]
[眼鏡の奥で、目を細める]
……ただいま。
世話かけて、すまなかったな。
[向けられる、お帰り、の言葉>>81に]
[返したのは短い言葉と、先よりも力の抜けた笑み、ひとつ。*]
(84) 2014/ 8/ 4(月) 22時50分位[むかし 祠]
記念は、記念やろ。
……折角の夏祭りやさけ。
皆の姿が撮れたら、
後から見ても、こう……
いいと思わんけ?
[ケンに、口数は多くも悩み混じりに言っては、笑い]
学級新聞のネタにも最適やじ?
なんて、うち学級新聞ないけどー。
[照れ隠しに、そんな冗談を付け足した]
(85) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位
─ 2014年 夏祭り ─
そうそう、いい加減持って欲しいんだけどおばさんが駄目って言ってて〜
…あ、ほんと?手伝ってくれる?
ありがと助か…って、何よぅ私とアンに文句あるの〜。
これでも近所のおばちゃん達は綺麗になったって言ってくれてるんだから──…っ、
あー…カキ氷って美味しいけどなんでこー頭痛くなるんだろ。
うんそうそう、子供の頃は皆で舌見せあいっこしたりもしたけどね。
えー、だって唇まで赤くなるじゃん、コレ。
女子だからっていうかー、男の子だって化粧する子いるらしいよ。
ケン君もしてみる?リップ位なら今持ってるし塗れるよ?
これでもいちおー、女子、ですからー。
(86) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位[屋台ちかくの長椅子]
―― 現在 ――
どういたしまして?
でも本当の事だもの。
アタシ、嘘は言わないわ。
[ぎこちなく礼を言われ(>>82)。
さらりと自分節を奏でながら。]
足、早く良くなるといいわね。
[続く言葉には惚けて。
気遣いの一つをも落したのなら。
耳に差す花が小さく揺れる。
紅い衣装にそぐわなさそうな青い花。
小さく囁く言葉は、過去へ*向けて――*]
(87) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位[屋台の近く]
─ 2014年 夏祭り ─
ん?
なになにケン君、どうし…あ、シンヤ君だ。
やっほー。
って、え、何、やだばれちゃったー?
なんてねー、シンヤ君もカキ氷買いにきたのー?
イチゴで良かったらあるよ、私の食べかけだけどケン君からもらったのー。
あ、そだそだ。
シンヤ君さ、どの辺見てきたの?アン見なかった?
はぐれちゃってさ、探してたんだー。
折角のお祭りだしさ、少しでも一緒に遊ぶ時間欲しいじゃない。
アンも誰かと一緒にいるならいいんだけど。
一人はさみしいもんね*
(88) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位[屋台ちかくの長椅子]
― いま ―
結局手伝わないまま祭りは無事開始してるし。
[準備の手伝いを頼まれた。
盛大に遅れたのは、引き出しに入っていた、古い日記を読みふけっていたから]
日記、じゃないよな、あれ。
[えらく細かい字は、自分のものとそっくりで。
日記と言うよりは、備忘録――]
いや、
[記憶、か?
思いついた単語に首を振る]
(89) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位[いま]
……赤ワイン……酒まんじゅう?
[ひとつ屋台の前で元気な売り子>>75の声に立ち止まる]
いや、十分インパクトあるけど。
ありすぎて、じゃ、ないかな。
[そういえば、あの日記にも酒まんじゅうの作り方が書いてあったか。さすがに赤ワインの記載はなかったけれど*]
ええと、じゃあ、<<03>>ください。
(90) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位[いま]
―― あのよ ――
[耳を掠めた懐かしい声に。
目を細めては、尋ねられた言葉に。
くつり――。
いつもの訳ありの笑顔を浮かべ。]
かえるの? なら、案内するわ。
[その為に待っていた。
だって、アタシとアンタは相棒でしょう? と。
くすくすと立てる笑い声に。
続く道もまた、青くうつくしく、瞳に映し*だされていく*]
(91) 2014/ 8/ 4(月) 23時00分位[屋台の近く]
─ 2014年 夏祭り ─
……いや、祭りの記念っていうのは、否定せんけど。
[今というこの時は、この瞬間だけのもの。
そんな思いもあるから、シンヤの言葉>>85自体は否定すべくもない。
今この瞬間を大事にしろ、というのは、自分が名前を一部もらった祖父の口癖だったらしいが、よくは知らない]
学級新聞とかやめい。
無駄な尾鰭がついたらどーする。
[面倒だろうが、とか、真顔で言う辺りはやっぱり残念男子である]
(92) 2014/ 8/ 4(月) 23時10分位[いま 夏祭り]
いや、別に文句はないんだが……
[とりあえず、そこは否定しておいた。
その後の綺麗云々は突っ込み入れる前に途切れたからそのまま流して]
て、はあ?
男が化粧するってのはなんかで見たが、俺がしてどーする。
そういうのは、女子同士でやっとけ!
[化粧してみる?の問い>>86には真顔で返した。
さすがに、想像するのも御免こうむる、と言わんばかりにレモンのかき氷を掻き込んで]
(93) 2014/ 8/ 4(月) 23時10分位[いま 夏祭り]
……ん。
それは、そうだな。
[ひとりはさみしい、という言葉。>>88
それは全く同意できるから、頷いて]
……んじゃ、さくっと探しに行くか。
みんなで探せば、すぐに見つかるだろ。
[告げる口調は、どこまでも、軽い。**]
(94) 2014/ 8/ 4(月) 23時10分位[いま 夏祭り]
なんね、大胆やじー?
[食べかけのかき氷を見せるマシロには、はやすように、やはり冗談げに言って]
俺は、適当にここらうろついとるけど。
アンはー……来た時辺りには見た気するわ。
あいつ、なかなかふらふらするさかいね。
そやそや。
一人もいいけどー、ずっとはなあ。
(95) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位
― あのよ ―
[くつり、と聞こえる笑い声に、瞬きを返し]
……その声。
[懐かしい音。
語りかけては、ずっと、待っていた声だ。
握っていた手を開く。
手のひらにのっているのは、声の主が消えた日に、拾った、青い星だ]
(96) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位[むかし]
やっぱ、賑やかなのが一番やさけな。
[そう付け足しては、また笑って。
ケンの提案に、頷いた。
じりじりと、賑やかに蝉が鳴く声を聞きながら**]
(97) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位
[星から相手に視線を戻す。
楽しげに笑う声はまた、歌うようでもあり、耳に心地よく響く]
(なんてことはない)
(俺の願いを叶えてくれたのは――)
[青い星を握りしめる]
(98) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位[むかし]
ありがとう。
かえろうか。
[相棒、そんな言葉が照れくさい。
どこにかえるか、などとは問わない。
彼女が帰る場所が自分の帰る場所]
ああそうだ。
[改めて、見やる、相棒の姿。
くすり、笑って告げる**]
(99) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位[むかし]
[袂から取り出した、年季の入ったフェイスブラシを指でなでる。
近づいていくのは、祠の裏手にある狐の像]
年に一度の、おまじないです。
[石像の鼻筋にふんわり赤乗せて、両手を合わせて祈りを捧げる。
また来年も、こうして無事にお祭が執り行われますよう――**]
(100) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位[夏祭り]
(101) 2014/ 8/ 4(月) 23時20分位[むかし]
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