151 藤色酔夢
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[あやまられる程の迷惑は、こうむっていないので。
真昼さんに頷いている(>>82)と。
突然、なにか思いつめたものに弾かれるように。
掬子さんは、走り出してしまう。]
あっ、掬子さんっ――…
[急がないと。
そういって駆け出したうしろ姿の。
ひるがえるスカートを眺めながら。]
――…なにか、まずい事でも言ってしまったのでしょうか。
[となりにいる真昼さんを見上げて。
わたしは、眉尻を下げたまま、ポツリとつぶやいたのでした。]
(86) 2014/05/03(土) 22:39:51[藤林]
……お礼も……
言いそびれた…っ
[切迫する呼吸の中、一人ごちて]
………はぁ …っ……はぁっ
[元々苦手な上に、不安定な足元。一歩一歩に息が切れる。
どうしてあの時、思い出さなかったのだろう。
……ううん、そうじゃない。
本当は……――]
(87) 2014/05/03(土) 22:40:08[藤林]
…あれ、さっきはシンヤくんもいたような。
[先に行ったことを見落としたので、首を傾げて歩いて]
お話中のとこすみません。
イズミさんですよね。
ええと、いつもありがとうございます。
[話しかけるものの、さっきのはもしかして避けられたのかと今更ながらに思って、そんな挨拶の仕方になった。
そして、じっと花嫁姿の人を見る。
少し顔が赤くなってしまうのは、初見の美人さんだからということで許してもらえるといい]
(88) 2014/05/03(土) 22:43:06[藤林・泉]
弁当屋 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/03(土) 22:52:15
へ?
[唐突だった。
目の前を歩いていた掬子が唐突に振り返り、謝罪>>84と共に駆けだして。
追い掛けようと思う間もないままに見失う。
彼女の行く先は元の目的地だったか、別の方向だったか]
えっと……
難しーなぁ。
[見上げてくる六花>>86に答えは持たず、困ったように眉を寄せた]
(89) 2014/05/03(土) 22:54:39[藤林]
……うーん。
とりあえず、真っ直ぐ行ってみようって思うけど。
どうする?
[掬子の事も心配でないわけではないけれど。
もうすぐ近くと言っていた、切欠の方へ視線を向けた]
(90) 2014/05/03(土) 22:56:53[藤林]
[きっと。
野暮な質問をしてしまったのでしょう。
困ったように眉根を寄せている真昼さん(>>89)をみあげつつ、小さな謝罪をくちにして。 ]
――…どうしましょう。
この先、行ってみましょうか。
[きっと掬子さんを追いかけるよりも。
案内される筈だった場所に行った方が。
また、すぐに逢えるような気がして。]
(91) 2014/05/03(土) 23:00:16[藤林]
あのね、レンさん、私...
[言いかけて かけられた声に 振り向く>>88]
あら、こんにちは。
[咄嗟に口にした めっちゃ普通な 挨拶]
レンさん、お知り合い?
[友人の方に 首を傾け 問いかける]
(92) 2014/05/03(土) 23:02:07[藤林]
[真昼さんもおなじ答えのようでしたので。(>>90)
わたしはひとつ、頷いて。]
いきましょうか。
きっと、その方が良いと思います。
[紫色が散る中、歩みを進めるのです。]
(93) 2014/05/03(土) 23:02:54[藤林]
[じっと見つめられるのは、わりと有りがちなので気にならない。どっかで見たような?程度の女優だし]
[でも、ざわざわ、ゆらゆら]
[藤の花房が落ち着かなげに揺れるのは、何故?]
(94) 2014/05/03(土) 23:04:02[藤林]
[藤色の向こう 少し 気がかりで]
キクちゃん...
(95) 2014/05/03(土) 23:06:07[藤林]
うん。
じゃあ、そーしよっかぁ。
[返った肯定>>93に頷いて、言われた方向に歩みを進めて。
掬子の言った通り、奥に辿り着くのはそれから間もなくのことで]
(96) 2014/05/03(土) 23:13:16[藤林]
こ、こんにちは。
[ごく普通の挨拶に>>92ぺこりと頭を下げて]
シロガネ弁当の、ギンスイです。
[配達する時の定番で名乗り]
やっぱり藤の花が。
あの、何か持っていませんか。
鍵とか。
[どう話を持っていけばいいか分からないまま、とりあえず感じたことを直球で聞いた]
(97) 2014/05/03(土) 23:13:26[藤林・泉]
ん、誰かそこに…… え?
[尤も真昼の場合、花の無い木よりも先に]
ちょい待ち、綴木が何でココにおるんよ。
[そこにあった見知った顔>>81に意識が行ってしまうのだったが]
(98) 2014/05/03(土) 23:13:28[藤林]
えっ……
[掬子さんの言うとおり。
まっすぐ進んだ先、目的地にはちゃんとたどり着いて。
まず目に飛び込んできた、花の付けない藤木におどろいて。
視線をおろしたその先、樹の根本に横たわる、見知った姿。
そう、あの子はたしか、公園で――]
えっ? 真昼さん、ご存じなのですか?
[知っているならばなおさら。
早く駆けつけてあげてと、視線は無意識に訴えていて。]
(99) 2014/05/03(土) 23:19:38[藤林]
華も言われた?
鍵と螺子、探してって。
[兎の話題になれば、なんだろね、と微笑する。]
普通に立ってるし。
[と、眉を下げる華子に気付けば、
少し考えて。]
案外、会いにいったのかも?
[そんな、適当。
消える間際、助けて、とか断末魔が聞こえていたら違ったかもしれないが、相変わらず危機感や恐怖は無い。
広がる藤色に去来する思いは。]
…
[どうしようもないもの。]
(100) 2014/05/03(土) 23:20:55[藤林:泉]
[木に寄りかかり、半ばうとうとしていた所に聞こえた声>>98は、覚えのあるもの]
……ん……んん?
[数回瞬き、ゆるゆると視線を上げて。
見えた顔にまた、数回瞬いた]
……あ、れ?
結城、せんせ?
[なんでここにいるんだろ、と。
口にはしなかったものの、きょとん、とした表情は端的にそう語っていた]
(101) 2014/05/03(土) 23:21:12[藤林・八重藤]
怖い?
[水月が来たのはそう華子に問いかけた時だったか。
ごく普通に名を呼ばれ。>>88]
え、あ。ちが――――
[咄嗟に誤魔化そうとして、傍ら。
華子の存在に。]
………
[それは無駄だと観念した。]
……よく、わかった、ね。。。。
[羞恥にまた、顔が赤くなる。
水月の視線が華子に向けられていたのは幸いだった。]
(102) 2014/05/03(土) 23:22:48[藤林:泉]
キクちゃん?
[呟かれた名前>>95に目を瞬く]
そちらはもしかして、キクコちゃんともお知り合いだったりしますか?
俺、はぐれちゃって。
にゃんこ師匠が役に立って…たりはしないだろうしなあ。いくらなんでも。
大丈夫だといいんだけど。
[美人を前にしている緊張のせいか、知り合いがいたという逆のせいか、考えたことがそのまま言葉になって出ていた]
(103) 2014/05/03(土) 23:22:52[藤林・泉]
あらお弁当屋さん?
[ぺこりと 挨拶されて 可愛いわねなんて]
香月華子です。ツキハナっていう名前で一応女優してます。
[にっこり した途端 問われた言葉>>97]
鍵...?いいえ、持ってない、けど...
[どきり 心臓が 跳ねる]
(104) 2014/05/03(土) 23:23:20[藤林]
[もう一つ、聞こえた声>>99に、視線を巡らせる。
見えた姿は、覚えのあるもので。
あ、絵描きのひとだ、と。
こちらは声には出さないまま、ぼんやりとそう認識していた]
(105) 2014/05/03(土) 23:25:04[藤林・八重藤]
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