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[スイッチを押しても、ひつじはもうメロディを奏でない。
ひっくり返したぬいぐるみをまさぐる]
……“カナメ”。
あなたの名前?
[底面に、丁寧に書かれていた文字を発見し、読み上げた]
誰の字だろう?
[そっと文字に触れる指先は、“記憶”を求める]
それとも、あたしの名前なのかな。
[ちり、と乾いた*鈴の音*]
……Libera me, Domine, be morte aeterna,
in die illa tremenda:
quando caeli movendi sunt et terra:
Dum veneris judicare saeculum per ignem.
[それからふらりとその場を離れる。緩やかに歌いながら、ビオトープの方へと歩いていって]
Tremens factus sum ego, et timeo,
dum discussio venerit,
atque ventura ira.
[ブーツの先で踏みしめる土。
目の先を、白く小さい蝶が横切り]
[立体映像は、記憶を呼び戻したりはしない]
こっちに来ちゃったから?
[ふわり、ふわり、けれど蝶には到底及ばない]
/*
<西暦2700年の荒廃した地球と広大な宇宙を舞台に、独りぼっちで地球に残された“地球型ゴミ処理ロボット”WALL・E(ウォーリー)>
せつなげですな。
そういえばこの村の説明、「地球」という単語が使われていなかったことにお気づきですか?
さいご、かぁ。
[絵を描きながら呟く。
目を覚ました人々が、ドームをバックに歩いている。
さまざまな種類の鳥たちが空を飛び、さえずる。
そんな光景を描いていた]
失敗なんて、あるのかな。
失敗だって言われたから、生きようとするのかな。
>>+109
失敗とか、そうじゃないとか、人が決める権利はないよ。
きっと。
[ミナツが描く世界を、覗き込んだ]
失敗。そんなの……多分、ない。
そう、信じてみても。いいのかな。
今のペケレを見ていると。
止められなくても、それでも。
雫は水面に落ちてひろがり。
……博士。俺も、自然の一部なのかな。
あなたがくれた心からの言葉。素直に信じてもいいのかな――――
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