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ミナツなら、大丈夫。仲間だから。
[銃を見られた、との言葉に。]
ヤス。あたしは3人と待ち合わせしてる。
そのうちの1人…狙えれば、銃と首輪が手に入る。
それと、ゲームを抜けようとするのがバレたら、爆破されると思う。
逃げる事は、携帯では話さないで。盗聴されてたら困るから。
もう一つ。赤の人を殺さないで。
[そういって、ミナツともう一人の女子の名を告げた。]
[懐中電灯も点けずに建物の影を移動。
途中動く人影が見えて息を顰めた]
……(やっぱり回収しに来てる奴も居るな)
[よもやここでアンが死んだとは思わず、人影が消えるのを待ってから月明かりの下に出た]
……これか。
開けるのは携帯、だったかな。
[携帯を操作し、箱の鍵を開ける]
マトモじゃない武器もあったのか?
[自分がどれだけ幸運なのか知らずに首を傾げる。
同時に携帯が震えて、リウと同じように開いた]
まあ。普通は別陣営なら殺される、と思うんじゃないか。
赤は白を殺せば生き残れるというのが基本なんだろう。
円桜みたいに挙動不審な奴もいたし。
[リウに感想を述べながらポケットへと戻した]
……当てにしねぇ方が良いな。
自分で作ったハンマーの方がまだマシだ。
[支給されるものには碌なものが無いと、期待するのは止めた。
それでも入っていた輪ゴムは手首につけて、箱をもう一つ拾い上げる]
ワン切り……っと、メールか。
[リウに連絡を入れようとして、メールが届いていることに気付く。
送り主はもう一人の待ち合わせの人物]
………本当かどうかは知らないが、分かる分からないは関係ないな。
けど、仲間の可能性は高い、か。
[内容を読んでから画面をアドレス帳へと変え、リウにワン切りする。
それが終わると再び建物の影に隠れるようにして待ち合わせ場所の蔵へと*移動した*]
椎葉が。そうか。
[大丈夫と言われて頷く]
銃持ちか。分かったそいつを狙おう。
俺も少し失敗したから、不意打ちできる内に対処したい。
[右足を軽く指差した]
…確かに。渡された携帯じゃ監視の目があってもおかしくはないな。通話には気をつける。
赤の方が人数は少ないんだったか?
分かった。他を狙う必要があったら避けよう。
待ち合わせ場所を教えてくれ。
先回っておく。
ああ、俺は箱とやらは探してない。
こうなれば特に、他の奴と会わない方が有利だろう。
[場所を聞くと静かに廃屋から*出て行った*]
足、けがでも?
[そう尋ねた時、携帯が少し震えて切れた。バクからの着信。]
ヤス、待ち合わせの連絡きたよ。
多分、協力してくれる。ヤスと同じチームだしね。
…一緒にいこ?歩ける?
[ヤスに*尋ねた*]
少し捻った。後で縛っておく。
[見つけておいたた包帯を見せ、一緒にナイフも入れておいたのを思い出すとリウにも一本渡しておいた。
この程度でも刃物はあって悪いことないだろう]
同じチームなら協力してくれるかもな。
分かった。まずはそっちに行こう。
歩くのは大丈夫だ。
[*頷いた*]
[小林からの電話に驚いた、彼女は泣いてる。]
……まだ使える、使えるようにする。
……必ず生かす。
[一言告げると電話を切る]
(俺は小林への情でいっぱいだ…)
多分、俺のせいだ。俺が余計なことしたから。
…だが、この状況に小林を追い込んだクラスメイトにも罪はある。
白組?赤組?関係ない、小林を生かすため全員殺す!
[俺の方針は決定した]
[山から勢いよく降りていく]
(そういえば、待ち伏せして殺す予定だっけか…。
いや、そこは小林に任せてうまく合流するだろう…。
そいつ等は後だ、他に散らばる奴等をまず殺そう)
[勢いよく走って行くと民家が見えた]
…まずはサブ武器調達だ
山頂→民家近辺
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