20 あわうみの村
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>>103
う。ごめん、ね。聞いて、ばっかりで…。
ん、と。ヨシくんは、そ、なんだ。
…だけど、もみっちは、違う?
[駆け込んで来たモミジに、視線を送る]
…リウ、も、…まだ、生きてたい、な。
(108) 2008/01/11(金) 22:53:22
学生 クルミは、自分の声が笛の音に混じる雑音になったことを悲しく。
2008/01/11(金) 22:55:41
学生 クルミは、学生 シンヤの言葉にゆっくりと目を瞬いた。「知って、る?」
2008/01/11(金) 22:57:49
[ヨシアキの>>101の問いに]
……。
もしあの鏡が神聖なものなら…この後起きうる事も予想してなければ、次代依り代など決めれまい。
そうなれば、次代の先の依り代に、何らかの反応があってもおかしくない…そう思っただけだ。
[しっかりした声で返事をする]
(109) 2008/01/11(金) 22:57:50
>>106
一緒にいたいって…クルミ先輩、何言ってるんですか…。
死んだ人を…そんな…
静かに眠らせてあげればいいじゃないですか。
…そんなに大事な人…なんですか?
(110) 2008/01/11(金) 22:57:53
翻訳家 モミジは、学生 クルミクルミ、それは死者の尊厳を無視した、生者のエゴデス…。
2008/01/11(金) 22:58:27
>>108
俺さ、幽霊とかは駄目なんだけど…
さっきまでいた、木下や木島が、ゾンビだったとしても、むしろ消えちまって寂しい。
来生も消えちまったら寂しい。
それだけだ。
あぁ。ただ…黄泉返った奴が、自分の意志でなく…ただ「死ぬな」と生かされているなら…悲しいだろうな。
(111) 2008/01/11(金) 22:59:32
移民 ヌイは、ロッカの笛の音に顔をあげる…摂理を曲げるつもり…か…
2008/01/11(金) 22:59:38
[手を止め、振り返る]
みんな自分勝手ね。
彼岸が還るべきところであると、誰が決めたの?
そう思わないと、いられないだけでしょう。
[くすくすと笑いを零す。
その声は、静かに空気を振るわせる]
(112) 2008/01/11(金) 23:00:17
[クルミに問いかけられれば答えないわけにはいかぬだろう]
はい…知ってます…レンさんのこと…
(113) 2008/01/11(金) 23:00:20
ヌイさんも、もみっちも…強い、ね。
…あるべき道。でも、それなら…。
リウ、消えても、気にしない?
リウ、は…ヌイさんにも、もみっちにも、消えてほしくない、な。
(114) 2008/01/11(金) 23:00:35
翻訳家 モミジは、クルミ、学校にルールがあるように、世界にもルールアリマス。
2008/01/11(金) 23:01:30
[不意に、声が聞こえた気がした。
死者の世界には、聞こえないはずの声が。
ふと、声のする方向に視線をやる]
……クルミ。
(+10) 2008/01/11(金) 23:02:36
その、気持ちは……嬉しいんだけどな。
だけど……。
[言葉が思いつかず、黙りこくって頭を掻いた]
(+11) 2008/01/11(金) 23:06:52
>>109
鏡の反応…?
[ヌイの言葉をきいて、儀式の時のことを思い出す]
…あの時、鏡が光った奴って…アン以外に居たか…??
俺はてっきりさっきから時々別人みたいになってる宿里が、
何かに憑かれてるみたいで…
もしかして、って思ったんだけど…。
(115) 2008/01/11(金) 23:07:11
判んない。
あたしは、神様よりも皆が好き。
……もみっちもシンちゃんも、死んだら戻ってきたく無いの?
あたしがもし呼んでしまったのなら、今苦しいの?
(116) 2008/01/11(金) 23:07:20
翻訳家 モミジは、リウ、ヒトには心アリマス。リウ消えても私の心からは消えナイ。
2008/01/11(金) 23:07:29
呼んだと思っているの?呼べると思っているの?
違うわ。
[間をあけて、手からガラス製の横笛が零れ落ちた]
望んだのは、彼ら。
叶えたのは――。
[横笛の砕ける音が、響き渡った]
(117) 2008/01/11(金) 23:10:24
>>113
レンレン……?
[六花と同じ名を口にする真也に首を傾げた。僅かな間言葉を交わしただけの少年。
彼が、自分にとってどんな意味をもつのだろう。]
(118) 2008/01/11(金) 23:10:39
>>112
ロッカ…そうだね。では死んだらどうなるの?
無に帰る?そのまま存在は消滅するの?
「行くものよ、逝くものよ、彼岸の彼方へゆくものよ、悟りよ、幸いあれ」
これは仏教の考え方だよね。本当は違うの?
僕は、またどこか、彼岸で再び魂は会えるのかと思っていたのに…
[そうじゃないと、やりきれないから…と付け加え]
(119) 2008/01/11(金) 23:10:52
>>106
クルミ…
死は人間には常にある。生と表裏一体のものだ。
太陽の裏には月、朝が表なら夜が裏という…切り離して考えられぬもの。
太陽ばかりでは、生物全部のリズムがおかしくなり…最終的には全生物は滅ぶ。
これは月ばかりでも同様だ。
今、君がやろうとしている事はこれと同じ事なんだ!!
(120) 2008/01/11(金) 23:13:08
学生 クルミは、硝子の砕ける音に耳を塞ぐ。
2008/01/11(金) 23:13:55
>>118
クルミ先輩…僕は…船に乗るときに頭痛がして気分が悪くなりました。
…そのときに、何かが僕の身体に入ってきました。僕はそのときにそれに支配されそうになったんです
声はレンさんを助けるようにずっと僕に命令していました。
(121) 2008/01/11(金) 23:16:52
>>119
『死んだらどうなる』
[シンヤの言葉がずしりとのしかかって、ロッカは衣をぎゅぅと握り締めた]
知らないよ。
どうなるのかも、どうしたいのかも、聞こえない――。
[両目を閉じて耳をすませる。
再び瞳を開くと、世界は揺らいでいた]
(122) 2008/01/11(金) 23:17:39
学生 シンヤは、そこまで言って、横笛の砕ける音を聞き目をぎゅっとつむった。
2008/01/11(金) 23:18:24
隊商 ロッカは、「かみさま……」と縋る声を出す。
2008/01/11(金) 23:18:29
確かに――望まない死ではあったけどね。
だけど……うん、どうなんだろうな。
……例えば、私が死んだら生き返らせるのを繰り返して。
私が「死にたい」って言ったらどうなんだろう。
(+12) 2008/01/11(金) 23:19:06
>>111
ん、と。そ、だね。消えるのは、悲しい。
まーちゃん達は…、消えて、どうだったんだろう。
悲しかった?それとも、還れて…よかった?
[眼を伏せて、思いを馳せる]
(123) 2008/01/11(金) 23:19:56
[モミジの言葉に苦笑した。]
心だって?心の中で生き続けます?
記憶なんて…俺は永遠じゃねーと思うけどな?例え忘れねーっつても、
今そこに居るのと心ン中に居るんじゃ話にならない。
…心の中の奴が問いかけに答えてくれるか?
…心の中の奴が手を握り返してくれるのか?
橘先輩のやった事が自然の摂理に反してようが、気持ちは…否定できねーな…
(124) 2008/01/11(金) 23:20:44
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