31 煙る村
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手紙は窯神様にお返しして……
後は何でしたっけ、ねえ。
(111) 2008/09/14(日) 23:58:57
手紙……。
[ジーンズのポケットに手を伸ばす。
誰かから届いた手紙は、いまだそこに入っていた]
>>111
って、肝心な所が!?
[ずっこけそうになった]
(112) 2008/09/15(月) 00:00:16
干し草のベッド…ですか。
[少しだけ、微妙な表情を浮かべる]
それ、つまりは僕達も今日は干し草で寝るってことですよね…?
(113) 2008/09/15(月) 00:00:18
手紙ですか?
……それって、この。
[ポケットから手紙をとりだしかけるが、ヂグも似たような封筒を持っているので]
みんな、持ってるんだ。手紙。
[今更のように、気付いた]
窯神様に、お返し、するんですか。
(114) 2008/09/15(月) 00:01:47
どうやって、返すんだろ。
[手にした封筒を、じっと眺める]
(115) 2008/09/15(月) 00:02:44
――昔々、村に一人の「人狼」が生まれた。
窯神様のお告げにより、その女児は村で保護される事になった。
[人狼の宴について話すヂグ、その声を継ぐように発せられたのは、御伽噺じみた語り始め]
(116) 2008/09/15(月) 00:02:45
>>116
ゼンジさん?
[さっきまでの雰囲気と違うような気がするのは、明かりのせいだろうか?と思いながら、語り始めたゼンジを見遣る]
(117) 2008/09/15(月) 00:05:23
細かい儀式は忘れてしまいましたねえ。
うーん、ボケるにはまだ早い、って思ってるんですが。
[苦笑いと共に、右手を下ろした。]
(118) 2008/09/15(月) 00:06:33
夢見がち ビセは、懐に入れた手紙を確かめています。
2008/09/15(月) 00:07:06
時間屋 ヂグは、飴屋 ゼンジの語りに、目を軽くそちらへ向けた。
2008/09/15(月) 00:07:51
人狼に…窯神様、ですか。
[語り始めた年長者に視線を向ける。
内容は知っているだろうけれど、口を挟む様子は無い。
アンを抱えたまま、ただ足を進める]
(119) 2008/09/15(月) 00:09:46
「人狼」。
……御伽噺では、満月の下人に化ける、悪しき獣として描かれる事が多い存在だ。
でも、その時の人狼は必ずしも人を襲う存在ではなかったんだよ。
[人狼が何かと聞いたバクに答える面もあるのか、そう言って]
村の人狼の数は除々に増えていった。
そして十数年に一度、とある「儀式」が行われる風習ができたんだ。
(120) 2008/09/15(月) 00:10:23
[バクの様子が目に入り、眉間のしわが消える。]
ああ、そうか。
其処からご存じないんですね。
[掌に拳をぽんと打つ。]
(121) 2008/09/15(月) 00:12:11
>>113
ここ廃村ですよ。
ベッドあるだけマシなんじゃないですか?
廃村に、何で寝れそうなベッドがあるのかが謎ですけど。
[最後の言葉は呟きの小ささで。
ゼンジの語り>>116に視線を向ける]
そういう話、この村以外ではないんですってね。
前は、日本全国どこでもあるのかと思っていました。
(122) 2008/09/15(月) 00:12:17
人狼……。
それって、オバケ……!?
[知らないうちに、また足取りがカクカクしてきている]
(123) 2008/09/15(月) 00:13:42
手紙は竈にくべてお返しするんですよ。
[バクにそうっとアドヴァイス]
(124) 2008/09/15(月) 00:15:09
時間屋 ヂグは、ふと再び、こめかみを叩く。
2008/09/15(月) 00:15:50
儀式?
お祭じゃなくて?
[子どもの頃の記憶を辿る。
窯神様に関して特別な想い出は何もなかった]
(125) 2008/09/15(月) 00:16:14
中に幾つもの窯があるといわれている建物があってねー。
[ふと目を向けるのは、傍の壁。後ろを振り向きかけて、それはやめ]
その中で「儀式」は行われた。
詳しい内容については、参加者しか知らないんだけど。
その儀式が一部では、ヂグさんの言うように……「人狼の宴」と呼ばれていたんだよねー。
(126) 2008/09/15(月) 00:16:33
[>>121>>122ポルテやヂグの様子から、ゼンジの話は、この村ではよく知られた話なのだろうか?と悟る]
とある「儀式」って。つまり、お祭りとか?そういう?
[縁日とはかけ離れた雰囲気のこの建物ではあったが、期待を込めて口にしてみる]
(127) 2008/09/15(月) 00:18:59
夢見がち ビセは、人狼と宴に関する話を、静かに聞いています。
2008/09/15(月) 00:20:04
とりあえず、アンさん、休ませて来ましょうか。
かなりお疲れのようです。
[見えた階段の先、扉へと駆け寄り、開ける。
ひゅうと風が地下へと吹いた。]
(128) 2008/09/15(月) 00:21:31
>>122
まあ確かに…寝れる場所があるだけ贅沢とも言えますか。
……この場合、寝かせられる場所、ですけど。
確かに、外にこういった話がないと知った時は驚きましたね…。
(129) 2008/09/15(月) 00:22:02
>>124
そっか。竈の神様だからだ!?
[アドバイスに、大きく頷いた]
>>126
いくつもの窯があるって。
そそそ、それ、ここここ、ここ!?
いっぱいありましたよ、竈。
……宴っていうなら、やっぱりお祭りだ。
うん。そうに違いないです。
(130) 2008/09/15(月) 00:23:41
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