113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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……イェンニの事か?
ンな事言われても、俺にゃァどうしようも……
[女が喧しいと言うミハイルに困ったようにそう返すと、肩に触れるものがあった>>121。
それが何なのか気づく前に、何かが割れるような鋭い音が響いた。
それから、ぶぅんぶぅんと鳴る羽音。先程よりもはっきりと、より近くに聞こえる。]
……お、おい、何だってんだ、
[乱暴に腕を掴まれ>>126、そのまま引かれていく。時折何かが体を掠めて行くような感覚があったが、その正体が何なのかマティアスにはわからなかった。]**
(133) 2013/06/19(水) 00:27:53[大部屋]
[どうして、彼は。
こうなる事を分かっていただろうに。
そして気づく、生々しい癒えない頭と耳の傷>>87。
こんな傷で、ずっと過ごしていたのだろうか。]
どうして──
[光を映さない目は、何も語らず。
蜂の羽音にまざって>>126ユノラフの声。
私はこのまま逃げて、いいのかしら。
黒髪の…はさぞ天敵に見えるのだろう。
カチカチと、蜂が威嚇している音が聞こえた。]
(134) 2013/06/19(水) 00:33:53[炊事場@パニック中]
これじゃ……此処で飯は食えねえな。
[>>+102クレストの背をあやすように撫でながら。
血飛沫の染み込んだ絨毯、そして遺体。
頚動脈を傷つけ、失血死させただけあってか
一年分のトマトケチャップには困らないのでは、
という量の朱が、視界の先にはある。
つま先は未だ痙攣していたか。
それも長くはあるまい。]
(+103) 2013/06/19(水) 00:34:30[大広間]
そういう場合じゃ無さそうだな。
さっさと逃げないと、全員刺されるぜ?
[>>133事態の飲み込めていないマティアスが、
ミハイルの返事の後に連れ去られて行く>>126。
慌ただしい足音と羽音に、眉を顰めて*]
(+104) 2013/06/19(水) 00:37:03[大広間]
あァ、
あんたには聞こえてないみてぇだが、
俺はあんたの聲を、聞いている。
[>>*12疑問を口に出す女に告げたのは、
生きている者達全員が、部屋を出た後。
そうして聲を返しても、この聲は届く事もなく。]
(+105) 2013/06/19(水) 00:38:42[大広間]
イェンニ!
[ダグの傍に座り込み、動こうとしないイェンニを立たせる。
彼女は一度刺されている。もしまた、刺されたら――
酷いショック症状を起こしてしまうかもしれない。
そしてそれは、一度毒が回っている自分も同じ事]
扉まで走れるか?
[2人の手を引いて逃げるのは難しい。それでもせめて、少しの間だけでもと。
イェンニの手を引く]
(135) 2013/06/19(水) 00:45:42[コテージ・廊下]
………ダグも、蜂も、居るしな。
[>>+103 この羽音は、いつまで続くのだろう。
少なくとも一日では、
どうにかなる量ではないように思える。
煙を焚けばある程度大人しくなる筈ではあるが、
下手をすればコテージ自体に火が移りかねない。
いちど、ミハイルの肩に額を押し付けてから、
顔を上げてダグの遺体を見遣る。
勢い良く噴出していた血は、
今やゆっくりと、流れるだけ。]
(+106) 2013/06/19(水) 00:46:07[大広間]
―自室への道行き―
[手には養蜂家から渡された頭巾とポーチ。雀蜂が飛び交う前、彼は頭巾を被る真似をして見せたが…]
…君とはもっと、話すべきだったね。
あれだけじゃあ被って逃げろと言っていたのか、死んだ後の蜂の世話を頼まれたのか、何だったのか。…全く解らない。
[そのどちらでもない可能性もあるが、そんな事は彼しか知らないのだろう。
ニルスは呆れた様子ながらも、少しだけ寂しげに笑んで自室へと戻っていった]
(136) 2013/06/19(水) 00:46:39[大広間→自室]
………イェンニか?
[>>+105 皆が部屋を出て行った後。
誰ともなく呟いた、ミハイルの声に。
小さな声で問うた。]
(+107) 2013/06/19(水) 00:53:19[大広間]
[ここにいるのかいないのか。
聲をかけていれば、突然呼ばれた名前>>135]
……大丈夫よ、私は。
[大人しく手を引かれ、広間を出る時に振り払う。]
ごめんなさいね。
……先に、行っててくださって、大丈夫よ。
[笑って、マティアスを釣れて2階へと行くように。
彼らは2階へと行ってくれただろうか。
どちらにしても、…は広間の蜂に向き直る]
(137) 2013/06/19(水) 00:56:15[炊事場@パニック中]
ああ、
――…哀しい聲だな。
[静かな声でクレストの疑問>>+107に答え。
顔を上げる事に至れた青年>>+106の横顔を見遣る。]
平気か?
[本を読んで室内を好む青年は、
この有様を見て、気分を悪くしないものかと。]
(+108) 2013/06/19(水) 00:58:23[大広間]
[蜂が舞う室内。その主だった男は、二度と動かない。
自分が死んだ時もこんな感じだったのだろうか。
あくまで冷静なミハイル>>+97]
蛇の方が、はるかに楽でしょうね。
[そう、まともに返したのは、
冷静だったためか、混乱していたためか。]
(+109) 2013/06/19(水) 00:59:41[大部屋]
………
蜂を、誘う つもりか、
[>>*16人ではないものを誘う。
目の前で飛び回っているそれらを前にし、
想像に足りた言葉を]
(+110) 2013/06/19(水) 00:59:44[大広間]
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/19 01:00)
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/19(水) 01:04:52
あ、ああ…わかった。
[2階へ、と言われ>>137、よく判らないままに従う。
マティアスを連れたまま、ここで問答をするよりは良いと。
不安げに何度も振り返りながら、大部屋を出る。
廊下の窓から見える景色は、相変わらずの、暴風雨]
(138) 2013/06/19(水) 01:08:14[コテージ・廊下]
[──こちらに、いらっしゃい。]
[蜂へ、聲を飛ばす。
玄関を開けて雨の下に出る。]
[そう、こちらよ。 その、中へ]
[無数の蜂たちは誰も襲うことなく、その水の中へ。
1匹、2匹と、沈んでいく。
土壇場でやってみたそれに、
あら、案外いけるものなのね。と。
最後の一匹が水没するまで、
ぼんやり雨に打たれながら…はじっと見ていた。]
(139) 2013/06/19(水) 01:09:42[炊事場@パニック中]
………そ、か。
[>>+108 司書の耳に、聲は聞こえないけれど。
イェンニが深く哀しんでいることは、
傍から見ていただけでも、よくわかる。
彼女の哀しみが、嘆きが、
どのようなものなのかまでは、
人間であった司書には、想像できない事。]
…――大丈夫。
[イェンニの事を知っていながら、
皆に黙っていたのだから。
人間を、裏切ったのだから。
これ以上、目をそらしていたくはなかった。]
(+111) 2013/06/19(水) 01:10:10[大広間]
蜂を誘う…?あなたの仲間ですか?
[クレストの小さな声>>+107は聞こえなかったが、その言葉>>+110は聞き逃さなかった。]
(+112) 2013/06/19(水) 01:10:47[大部屋]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/19(水) 01:11:38
[蛇にせよ蜂にせよ、どちらも嫌だと思いつつ。
蜂と向き直るイェンニ>>137と、
ミハイルの言葉>>+110で、
彼女が何をしようとしているのかを察する。]
[人間ではなく、蜂も誘う事ができるのか。
イェンニは司書の耳に届かぬ聲を伴って、
蜂を、誘う>>139
彼女を追うようにして羽音は次第に遠ざかり、
あとに残るは、血の止まった、ダグの遺体。]
(+113) 2013/06/19(水) 01:14:53[大広間]
………。
[>>+111クレストの考えて居る事は知らぬものの、
事を見届けようとする姿勢に、息を吐く。
只、頭を撫でてやり。]
そうだな。
仲間かどうかは…微妙だが。
[>>+112トゥーリッキを一瞥する。
彼女が人を殺すつもりが無いのならば、
男と彼女は、『おなじ』では無いのだから**]
(+114) 2013/06/19(水) 01:16:44[大広間]
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