情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[落ち葉が絨毯のように敷いてある山道を、わたしは足早に進む。]
さっむー…。早く管理人棟に行って鍵を貰わないと…。
[白い息がぽんぽんと弾む。首に巻いたマフラーは、少しだけ寒さを和らげてくれるだけだった。]
こうかな
8人:村占霊守|信呪智|悪
9人:村村占霊守|信呪智|悪
10人:村村村占霊守|信呪智|悪
11人:村村村村占霊守|信呪智|悪 ←今ここ
12人:村村村村村占霊守|信呪智|悪
13人:村村村村村村占霊守|信呪智|悪
[管理棟に向かう際、すれ違った人にわたしはペコリと会釈をする。]
あの人もここに来た人かな?結構若い人も居るんだね。
[一人語ちながら勢いよく開けたドアの、室内から聞こえて来た声にわたしはきゅっと口角を開けて笑顔。]
コンバンハ。あなたもここに来た人かな?わたしナオっていうの。よろしくね!
しっかしさっむいねぇ…凍えるかと思ったよ。
[自分の名前を告げて囲炉裏に近付き暖を取った。]
[借家に戻ると、寝転んで天井を見上げながら]
案外、大勢の人が来てるんだね。
なにもない集落なのに、どうしてだろう。
何かに呼び寄せられてるのかな?
[などと考えながら、寝転んだまま荷物から一冊の日記を取り出した]
[ひょっこり居間へと顔を出す]
あれれ。
また新しいお客さんね。
うどん食べる?
[鍋の蓋を開けて中味をみると]
まぁまぁ。綺麗に食べてくれて嬉しいわぁ。
まだ材料は残ってるから、このお汁に足して煮込みなおしましょうか?
あなたはヌイ、さんね?よろしく。
ん?わたし?そう、遊びに来たの…って言いたい所だけどね。学校で出された自由課題のレポートを書く為に、この村に取材に来たの。
題して【廃村地の有効活用の現状と課題】!
難しいタイトルの割には中身は薄っぺらいんだけどね。
でもって、ヌイは遊びに来たの?
[自嘲するようにわたしはヌイに微笑んで。囲炉裏の温かさをしみじみ味わう。]
[ふと顔を出した女性に気付く。
うどんという単語には、わたしよりも私のお腹の方が早く反応して。
「く〜」と音が辺りに響いた。]
あ、初めまして。ナオといいます。
うどん!はい、もし宜しければ…
[蓋を開けると同時に漂ってくる出汁のいい匂いに、わたしの口内は唾液が滲み出る。]
こちらこそ、はじめまして。
[かわいらしいお腹の音に目を細める]
はいはい。
じゃあ早速作ってきましょうか。
[となりに座った青年に]
あなたも、まだ食べる?
[日記を見ながら、ここに来る経緯を思い出す。ある雑誌のパーティの席、隅で独り酒を飲んでいると、隣に座ったのは、以前僕の担当だった編集者さん]
ねえ、フユキ君、今度ウチの社から新しい推理物の雑誌を出すことになったんだけど。
[へえ、そうなんですかと、やや自分とは畑違いの話に曖昧な顔で相槌を打つ]
それでね、君にも一本書いて欲しいのよね。
[へ?といきなりの展開に表情が固まる]
[推理小説なんて、書いたことありませんよ、と言う僕に]
大丈夫。ネタなら提供してあげるから。面白い伝承があるんだけど。
[一冊の日記を渡される]
それと、これも。
[手渡されたのは、列車の切符に古い地図。何が何だかわからないという表情の僕に]
まあ、今までのご褒美も兼ねて、取材旅行って所ね。
ゆっくり骨休めしてらっしゃいな。
[ヌイに労われる。人に労われるほどではないのにと、少し恥ずかしくなった。]
んー…。でもこれは学生の領分ですから。
大変だなんて根を上げていたら単位を貰えない。
[照れ隠しのようにメガネを指で押し上げて]
ヌイさんは絵を?風景画をお描きになるんですか?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了