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世界の形がどうなるかは、まだ分からないけれど…、
…やがて全てを安定させられたら。
俺は、こいつらとこいつらの世界の魂を戻す。
…ソラ、フユキ。
アン、コハル、ザクロ、ネギヤ。
世界ごと黙って消滅などさせない。
新しい世界で新しい未来を───…描いて欲しい。
その世界は、俺たちがきちんと守るから。
お前たちはお前たちの未来を行け。
[空白の座、ソラもそこに居るのだろう。
二人手を繋いだまま、目を細めてかすかに笑う。]
[一人で生きていた。
いや一人ぼっちなわけではない。
でも、気づけば、一人高いところから世界を見下ろしていた。
それは、人間でありながら、
人間でない感覚。
気づかなければよかったと思えるくらい、
静かな静かな孤独。]
難しくても…、やるさ。
クルミと二人で。
[困難な道だとは既に神に言われた。
けれど一人ではなく二人でならば。
そんな希望を語って、傍らを、そして空白の座を見渡した。]
[生者からはいくら目を凝らしても見えない。
動けると知った時も、結局この柱から動かずで。
神になるために世界に戻るという人々。
そうではなく、違う道を模索する人々。]
――…
[誰かを見る訳でもなく、
少し斜め下に視線を落としたまま
はぁ、とひとつ息を吐いてから]
ナオ。
あの茶、最期にまた 飲めるか?
カッコよかったんですよね。
[それは、
最初に手を結ぼうとした存在に。
世界を背負って戦うことがさだめられたかのような男に。
まるで少年がヒーローに憧れるかのような気持ち。
そして勝手に偶像化し、勝手に判断した。
そう、それは、誰かのために戦うといった行為への、
憧れが近かった。]
[何かのためだけに何事かをなす。
きっとそれができる者が
今を切り開ける。
そういう生き方を
男はできない。
そう、
男はいつまでも静かに、
静かに佇んでいる。**]
/*
あと、コハルメモがこわい。
俺はコハルに怒られるんじゃないかとか、あとはセイジの反応がめっさ気になっている…。
コハルメモが怖いwww ww
…で、元に戻す、って話しになると。
やっぱり、2ndは残るってなるんじゃねぇの?
[息を短く吐いて、チラと見る。
それから死者も生者も等しく見渡して――]
そういえば…蘇らされた、って言ってたけど。
その時の気分は――どんなだった?
[ナオに尋ねてから、見下ろす自分の足元。
チラチラと光る粉がまとわりつき始めている事に
つい先ほどから 気付いていた*]
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