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薔薇のお風呂でつるつるしっとりー。
[湯からあがると、嬉しそうに鼻歌を歌いながら水分をとる]
ん、あれは。
[今朝乗り損ねたソレを見つけて、そっと足を伸ばす。
ピピッと電子音を立てて、それの表示した数字に]
………。
[くるりと振り返って、何も言わずに服を身に着けた]
――銭湯――
[訪れた無人の銭湯には、記憶通り壁画の富士山には顔が書かれてあり、...は懐かしさがこみ上げてくるのを実感しながら]
人が俺等だけって言うのも…何だか寂しいな。
いつもは大勢居たから窮屈で仕方が無かったが…。
[ケロリン桶を手に取り体を流すと、先に温まっているクインジーとラッセルと合流するように湯船に浸かりながら]
…そう言えばあいつ…、高校の時って付き合っている奴って居たったかな…
[独り言を漏らすと、隣の女湯から聞こえてくるソフィーの歌声を聞きながら、ぼんやりと物思いに*耽っている*]
怪しくなーい!!
……見てみぬ優しさというものが欠如している。
[不満たらたら。
手元の紙をギルバートに押し付けて]
……これ、マシーンのイラストなの?
でもあくまでイラストであって設計図ではないよね……
しかもこの象形文字何さ。
古代エジプトじゃあるまいし。
[だめだこりゃ、と溜息。]
だったらもっと余裕に構えればいいのに。
ま、ちんまくても気にするなって。
[押し付けられた手紙に視線を落としつつ、
けらけらと笑い。]
…そうだと思いたいだけかもしんねぇけど。
内部が書いてねぇもんなー……あ、この辺?
このぐちゃぐちゃ線が入り組んでる感じのトコ。
……幼稚園児と比べたら園児に失礼な気がするな。
役にたたねぇ…マジで勘だけが頼りかよ。
[眉間を押さえて唸った]
気にする。
皆が私のこと小さいっていわなきゃ気にしないけどさ!
[皆が小さいっていうから余計にきになるのだと。
手紙をもう一度見て諦めたような視線。]
なんか内部構造っていうより。
迷路の落書きしてみましたって感じにみえるのは
私の気のせいかなギルバート君。
……勘で勝負しかないね。
このまま戻れなかったらどうするんだろう……
や…反応が面白いから。
[つい、と。極小さくぼそり。]
しかも出口のない失敗作な。
周りの文字はミミズどころか毛虫だ、毛虫。
[溜息一つ。一応メモを畳んでポケットに入れた]
…はー…マジでいい加減、疲れて鼓動が途切れそうだ。
先生なのに生徒たちにこんなに心配かけてどうすんだよ。
ったく…螺旋回しやら何やらの道具、用務員室にあるかな。
読んでたらもっと軽くする…っ。
[不意に視線を奪われる。その先にいたのはまた幻の村人達だった。子供たちがわっと脱衣所に押し寄せて、早技ともいえる脱ぎっぷりで湯船のある奥へ駆け込んでいった。そして――…]
おばあ…ちゃん?
[祖母の手に引かれて、隠れるようにして現れた幼い自分が現れて、消えた]
……ねぇ。一つ疑問があるんだけど。
今のって見えた?
[くるりと振り返ってシャーロットを見て、その体重を覗きこめば涙]
え?何がですの?
[見えたかと聞かれて首を傾げ。どうやら体重計の数字に気を取られていたようだが、少なくとも声は聞こえなかったらしい。]
ありがとうございます…。
[瓶牛乳を押し付けられ、戸惑いつつ。]
……。
今何か言った?
[むすー、と振り返って]
……毛虫って……
[いわれてリアルに想像したのか
手紙から視線を外して心持逃げつつ]
死んだらギルの骨は責任持って現代に持ち帰ってあげるよ。
戻れたらの話だけどね!
……用務員室、かな。
確か工具箱があったと思う。
[...は何気に寝汚くぼんやりと起床]
…寝過ごしちゃった…うそ…
[時計を見て呆然と]
…お風呂…入りたい…お腹すいた…
ご飯残ってるかしら?でもってここシャワーあったかしら…?
[食堂で残りすくないミネストローネを見つけると、苦笑しながら温め、飲み干す。温かいスープが喉を通るとほう、と一息もれて]
皆どこ行ってるのかしら?
って…まさか…ここ…私一人なの…?
んー。また幻みたいなのが見えたんだけど。
[むむっと眉を寄せて]
シャーロットってここに来るの初めてじゃない?
だからそれでも見えるのかなー、と思ったの。
見えなかったならいいや。気にしないで。
私も飲もっと。
[気分を切り替えて、牛乳の蓋をあけると、こうよ!と腰に手を当てて一気に飲み干した]
ぷはーっ!
や、なんにも?
[くつりと笑って首傾げ]
生身で帰りたいね、俺は。皆一緒に。
まさか俺たちの手伝ったマシンの所為で、皆を此処で仏にするわけにはいかねぇだろ。
……後、アーヴをぼこらなけりゃなんねぇし。
[息を吐くと身を翻してドアを開けて]
なんとかやってみるよ。自信はねぇけど。
…勿論お前だって手伝えよ?
アーヴの相手する必要なくなったんだからさ。
[用務員室行ってくる、と*科学室を後にした*]
[卒業アルバムを閉じ、返却しようと教室から廊下へ]
[窓の外、風にあおられた梅の花が舞う様に目が奪われ]
雪みたいだ。
[足が竦んだ]
[...は少し震える手を押さえて、僅かに考え込み]
…昨日のは確かに部活の練習風景だったわ。
皆私を見てるというより風景が私に見えているだけ…完全に切り離されているという感じで…。
もし、思い出の場所に行ったら、見たくなくても見えてしまうのかしら?
そう考えたら、当然見たいものも見える訳よね?
誰か…きてくれたら…行ってみたいな…。
[むーん、とスープをすすりながらぼんやりと一人ごち]
もしかしたらあの子にも、*会えるかしら*
>>238
あら、飴ありがとうございますわ。
確かにここに来るのは初めてですわね…。
[少し考えて]
それは、来た事がある人であれば、自分以外の幻も見えるかどうかってことかしら?
[言われた通りに見よう見まねで腰に手を当ててみて、ひとくち飲んで。]
ぷ、ふはー…?
[訝しげな視線をギルバートに向けつつも。
追及まではする気がないようで。]
……まぁギルは兎も角他の皆は帰してあげたいね。
アーヴァイン先生、やっぱボコるんだ。
教師生命に関わらないといいね。
[止める気はないらしい。
むしろ自分もするかもしれない。]
……しょーがないなー。
私のスペシャルな頭脳を貸すと高いんだからねー?
[いいながら、タイムマシンを試す眇めつ。
ギルバートを*見送った。*]
[ポケットにいれたみかんを桜の木の下に。
静かに手を合わせると図書室へと戻って。]
人体の不思議……違うなー。
これであなたもモデル体型……って
それ以前に身長が足りないんだって……
[ぶつぶついいながら本を探すもなさそうで。]
……もーいいやー。
しーらない。
[読書コーナーの机に突っ伏すと、*そのまま眠り始めた。*]
―校庭―
ふむ、まだ巡っていないところは…
と。
[舞い散り降り注ぐ花弁に目を細める。すっかり私物化した―元々自分のものではあるが―自転車の籠にはスケッチブック]
[ええとねーとしばし考えて]
同じ思い出を持ってなくても見えちゃうのかなーと思って。
シャーロットがここに来たことなかったら、
ここでの思い出はまだないはずだから。
他の人は、ここにいたかもしれないから。
聞いてみないと分からないけど。
あはは、上手い上手い。
[嬉しそうに笑って、空き瓶を*片付けた*]
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