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あー、やっぱりな。
そうじゃねぇかとは、思ったんだ。
[混線する日記。
合ってたよな、とは思いつつ]
…つまり、あんたらは鬼だけを排除する、んだろ?
で、さっき、1stと4thって言ったよな?
なら、やっぱり俺は。
あんたらを自由にはしておけねぇ。
…カノの動向見てんなら知ってんだろ?
[組んでいる事を。
低い声で告げると、ポールを振りかぶった]
うん、自己満足だけど……。
[自覚の上での自己満足だから、否定は無い。気が軽いとか重いとかの問題かといえば、それは余り関係ない気がした]
10thがお前に伝えたいことあったらしい、ってことを教えたかっただけだ。別にそれがお前にとって意味が無いなら、それでいい……。
[わからない、という9thにはそれだけ告げて]
やさしいかみさまか……、
殺し合いで生き延びるようなかみさまだけどな……。
[今度は独白めいてぽつりと零した]
あぁ、鬼だけを殺して、なるべく大勢生き残る。
今が丁度その瀬戸際なんだな。
8人くらいになっちまったら、もはや自分の生死すらも、選べない。
――やっぱり、人でありながらも、鬼に組するもんが出ちまうな、このルールにこの人数だと。
[振りかぶられたポール。後の先を取ってよけ]
[通路の中央に並べてあった展示品を、障害物にする為に、ソラの方へと蹴り倒す]
1stがくる。ここは引こう、マシロ。
[鬼が、自分たちを生かす理由などないことを存分に知っているからこそ。マシロに逃げることを進めて]
コハル。今の話を聞いていただろう。
お前さんも、「鬼」じゃないなら。
鬼は一緒に生き残りたい人を選んで組んでいる。考える時間も、もうあまり残されていないぞ**
/*
私、すごく勝手なことを言います。
ゼンジさんは、王様みたいに振る舞うけど本当は、自分と同じだけの覚悟と、辛さと、重さを背負ってくれる人と生き残りたくて、人を見て、選んでる……ええと、つまり、仲間が欲しい、のかなぁ、って。
別に、ゼンジさんの期待は関係ないけど、……でも、私は、生き残るって決めてるんです。その為なら私は、迷わない。
っていう台詞下書き。
……、それは、
僕も……、
[わりとそういう風に思っているだとか、
ぽそぽそと続く声は小さく聞き取れなそうなものだ。
俯く眼差しは、けれどはっきりと宣言する声に上がる]
襲ってくるのは向こうじゃないかな……
なんか、殺して奪っていい、モンスターみたいだし……
そんな奴、庇うの。
[ふい、と1stの脇をすり抜けて階段昇っていった*]
[それでいい、と告げるセイジから顔を背けて、階段の上階へと視線を移す。そして、]
…――、
[すうぅ、とひとつ息を吸い]
伝えたいことが大事なことだったら。
もっと早く伝えればいーのに、
ばっっかじゃねえの!!!
[階段の向こう―――その一番天辺で眠る相手に届くように、大きな声を出した]
…うむ。すっきりしたっ。
[受け取ってないものは、どうにもできない。
だから、もやもやは吐き出してしまった]
…殺し合いで生き延びるのは、悪いことなのか?
[視線を引き戻し、素朴かつ真っ直ぐな眼差しで
セイジを見つめる]
……こんな状況でさ、
自分の手をまったく汚さずに生き残って、
だから誰も殺してない、やさしいかみさまなんだよ、
なんて言われたら――――
…オレ様はいやだ。
[言うだけ言って、
ふいと身を翻して階段に足を掛けた**]
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