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覚悟とかは考えたことはナイ
でも、手を汚してもやらなきゃならない事だと厳粛に受け止めているんだな。
その為には、今は1人でも多くの味方が必要
サバイバルゲームとバトルロワイアルを煽っておいて、実のところ陣営戦なんだな
だから、今もこうやって武器を持たずに話をしている。
武器を持って話しあいほどバカげたことはないんだな。
[相手は勝手に何やら解釈して、
すれ違い、上へと逃げてゆく]
…、って、待ち伏せじゃねーし!
あ、こらっ。
[その背はあっという間に小さくなった]
[日記を注意深く見ながら2人を伺っていると
不意に背後の電気が消えた。
順に広いフロアの電気が消えて行くが
フロアガイドの前はまだ、明るい。
身を小さくして、服と服の間に隠れたまま
じっと動かずに 2人の様子を伺いつつ、
日記に他の文字が浮かばないか待っていた]
そいやアイツ、今、ヤバそーなもんもってなかった…?
[ポールを手にしたコート姿を反芻する。
あれでもし、殴られたら。
痛いどころの話じゃ済まないだろう――
ぶるると身体を震わせて、慌てて絵日記を開く]
『10thは、武器・ポール改を手に入れる。』
『9thは、階段で10thと遭遇する。』
……。だああ、ちゃんと書いてあるじゃねーかっ。
見てなかったら意味ねー。
[どんな情報も、使ってなければ宝の持ち腐れである。]
うーうーむー…
そっか。絵日記を見ながら、先回りとかするんだな!
『9thの、かしこさが1あがった』
性格、か。
何というか、あんた、
随分と手練れみたいな口調だな。
陣営戦とか、…
少し意外だ。
こういったゲーム、前にやらされたのか?
[冗談交じりにそんな言葉を伝えながらも
覚悟を語るネギヤの口調は、好印象だった。]
あんた気に入った。
…まずはライトを、探そう。
それまで、0thや11thに襲われないよう
俺が守っててやるよ。
[タブレットをタッチすると、いくつか更新されていてそれを見て、ふ、と思わず口元が緩む。
近くにいたモチヤにはそれが見えただろう。
予定が書かれる10thの未来日記は、隠れた相手の情報は記されない。故に、3rdが近くにいる事にはまだ気付いていない。]
[薄暗くても、手帳の文字はまだ読める
「3rdは3Fに移動した」
「3rdが物陰から伺っている」]
……何を?
[手帳に突っ込みをいれるが流石にそれに対する応えはない。
ちょうど階段を上がって3Fについたところ]
探しにいってみるのも、あり?
[そんな呟きを零した]
…更新は、されない、か。
――待てよ。
10thと12thが組んだとしても、
俺から12thの情報が見えるんだから、
一緒にいるなら10thの行動も見えるって事じゃね?
って事は一概に不利になった、って事も無ェ…のか?
[唸り思考を進めれば杖を低く握った手に力が戻る]
実はそうなんだな。おいらの住んでいたところじゃ、そういう命のやりとりを何千回繰り返していたところなんだな。
[信じるかはわからぬが、首をすくめてみて]
感謝するんだな。
[言葉だけか、本当だかはわからないが、タブレットの明かりがわかるこの距離だけが信用と取った]
実は、おいらの日記には、0thの死を看取るおいらが予知されている
閉店か…。急がないと。
[完全に暗くなる前にと足を速める。
向かう先は1Fへと下りる階段。
日用品売り場を目指すつもりだった。]
ベテランって事か
やるな、あん ―――…
[言葉は続かない。
0thの未来を知れば、眉間に皺が寄る。]
それは、0thが…死ぬって、ことか。
看取るって…それは、その予定時間の前に
行けば誰がやったかも解るって事だろ?
ちッ…、いそ――
[タブレットを開いて、何かを確認する。それから、周囲をくるりと見渡しながら]
――― …俺らを誰かが見てるぜ、12th
…ん。こいつはマップじゃない、が。
ないよりマシか。
[避難経路を記した地図が、階段脇に掲示してある。
それを右手首の端末に読み込ませた。
ひとまずの役には立つだろう。
そして、フィルムモニタへと視線を落とす。]
”1stは3rdと11thと別れた”
”1stは階段で地図を入手する”
”1stは1F日用品コーナーで武器を手に入れた”
まだ1Fには行ってないが…そうか。
”2ndは4Fへ向かい始めた”
向こうも動いているんだな。
[手帳に記されていた未来が「3Fに移動した」に変更になっていた。
しかし3rdをみつけたという文字はない]
ん、これは……
[未来の予定はあくまでみてい。
と言うことだけを理解して、薄暗い通路を歩き出す。
物陰っぽいところには、注意して視線を向けていた]
そう、直接誰かが手を下したなら….
[言葉を止める。日記を見…]
0thと11thではなさそうなんだな。
一体どういうツモリで立ち聞きを。
[歩いている途中、手帳に見えた文字に驚いたように足を止める]
えー……
[「3Fで迷う」という文字]
いや、まって。
一応一定の配置が決まってるんだし。
迷わないって。
[手帳に突っ込みをいれても意味はない]
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