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ちょっと、どいてどいて!
急病人なんだから!
[ソラとセイジの間に割って入るようにして
荷物をおろして手当てを始めようとしたら
不穏な台詞が聞こえてきた]
とどめなんていらないってば!
[その声は叫び声に近い]
…キシ、悪ぃ。
多分、もたねぇわ。
ありがと、な。
[悲鳴のような声を上げる彼女に、
掠れた声を低く投げる。
手当の手間が、申し訳ないから]
殺さない。殺せない。
クルミちゃんをここで殺せば、「鬼」退治でのゲームエンドがなくなる可能性がある。
それだと、おいらが困るんだよ。
――ゲームエンドの生存者は、「神」になれるって触れ込みだけれど
おいらは、敗者側にその権利が等しく与えられるのか、ってーところにかなり疑ってかかっている。
狼と羊のパズルってやったことあるかい?
[狼と羊が同数になれば、かのパズルでは羊は皆食われてしまう]
だから、ゲームのうちは、おいらはおいらの役割を真っ当するまでさ。
時間と言われても、ね。
もしかしたらそっちの時間かも知れないよ?
[1stの言葉に何となく嫌な感覚が過ぎりながらも抵抗の意思を見せ]
あー
………君、鬼?
[薄暗くなる店内、相手の姿も見えにくくなる。
本当に鬼ならば遠慮する事は無いとタカを括る。]
僕、生きたいんだけど。
[何故生きたいのか、理由は言わない。
きっと説明してももう聞く耳など無いのだから。そして踏み込む覚悟を決めて少しずつ距離を近めにじり寄った]
もたないって、なんなの!
だいたい、ケガしてるのに
なんでわざわざ戦いに行ったりしたの!
守りたいものがあるんだったら
そっちのことも考えなよ!
[自分なりに「意味」を教えてくれた人。
いなくなるなんて信じられなかった
グリタだって、あんなに強かったのに
いってしまった。
どうしてだろう、今まで感じたことのない
何かが心の中に溢れてくる]
───何故?
[一度錐を振るい、また距離を取るように飛び下がる。
彼が口を開くのに、少し間合いを取るようにした。]
……ああ、俺が鬼だ。
[もう、役。とは名乗らない。]
何故といっても、生きたいのに理由なんてないか。
[聞いておきながら、短く苦笑した。]
…なあ、5th。
俺も生きたいと思っている。
多分、ここにいる奴はみんな思っているだろう。
けれどそれは叶わない。だから──…
残す望みがあるならば、言え。
[傲慢だと知りながら口にした。
今までならば口にしないことを、口にした。
きつく錐を握り締めて、目前の男へと問う。
刺された腹が、そこに心臓のあるが如く痛む。]
……ネギヤさん。
鬼は、悪者じゃないよ。鬼は、敵じゃないよ。
ネギヤさんの言葉は、まるで、鬼が悪者みたいだけど……そうじゃない、よ。
鬼だって、人間だから。
チート日記は卑怯だけど……使ってる人間が、みんな卑怯なわけじゃ、ないんだよ。
[私の言う仲間の中にいる鬼を、きっとネギヤさんは気付いてるんだろう。
私を縛りあげて、何をする気かは、分からないけれど。
仲間の邪魔には、なりたくない。
私は、守りたいものの為に戦っている、から。
手足を縛られたまま、私はごろりと転がる。
転がって進む先には割れた陶器の破片が散らばっている。
そこを目指して、転がっていこうとする。]
[謝るソラの言葉には怒気が強まり]
勝手にかっこつけて
死ぬとかありえないんだから!
守るものがあるっていうなら
精一杯抗ってよ!
――そんな程度で
諦めるなら最初から言わないで。
[最後の言葉だけは、
妙にトーンを落として言った]
[薄暗い中、1stが苦笑する様に見えればこんな状況なのにつられてこちらも苦笑する]
…そうだね。
理由なんて無いよね。
こういう形で会いたくなかった。
もっと話しておくべきだったかも。
お互い恨みっこ無しって所なのかな。
残す言葉?
普段なら冗談で言えるだろうけど…
遺言なんてごめんだ。
[お互いの武器は相手を掠めながら、会話は続き]
…じゃあ、生きてみせる。
[そう告げれば、背負う鞄を1st目掛け投げつける。それに気を取られたなら即座にお返しとばかりに、1stの喉目掛け鑿を差し込もうとした。]
悪じゃねえかもしれねえが、敵なんだな。
ゲームルールの上じゃ。憎いから殺すわけでもない、卑怯だから殺すわけでもない
そうしねえと、鬼じゃねえほうが勝てねえから、戦う。
そんだけなんだな。
[絆されているのは知っている。
クルミの言葉を聞き流す。
3rd日記はクルミが陶器の破片で長い時間頑張って縄をちぎるということも、それで怪我をすることも、実にクルミの主観で述べられている]
[それを気にするわけでもなく、ネギヤは暗くなった4Fから姿を消した。血の跡はエレベーターに続いていたが、エレベーターの箱からは外に*消えた*]
……、そんな、程度、か。
わりぃな…でも、一応…、
DEAD END…、抗ったつもり、、ど、
[けふ、と咳き込むと どろりと口から血が溢れる]
[ソラの言った、守りたいものの名前
その中にあったのは、
親友と同じ名を持つ瓜二つの少女。
それを聞いて、ますます激昂する]
なんで、守れないの!
[彼女は自分にできなかったことをしていた。
だけど、これからはできないと言う]
[それと同時に感じる、自分の無力さ]
…――ソラのねーちゃん。
[屋上で凛々しく戦っていたひとが、
今は血に伏している。
なんだか、強そうに見えたひとから倒れていく。
そんな矛盾を、思う]
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