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人形師 ボタンは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
回想
いいよ。
わたしはわたしのほうを優先したいけど、
わがまま言うのもなんだし。
じゃあね、宇野さん。
[受話器を置いて、背伸びをひとつ。
忙しくなるな、とこともなげに*呟いた*]
/*
更新時間に間に合わないのが判って居たから、喉を使い切ったけど…。
ここでまさかの霊能者とかね。もうびっくりして、確認したいが為にログインした箱から思わずログアウトしたわ。
そして鳩で確認して二度びっくり。
あず国以来のわたしのRP史上二度目の霊能者じゃないかしら?
もちろん執事では初。どないしよう。(おろおろ)
……どういうことだ。
殺人の嫌疑?
[食事の席ではにこやかにしていたが、今の表情は険しい。事切れたネギヤを見遣って、首を振る]
まさか、この中に容疑者が?僕も含めて?馬鹿な。
申し開きも何も、もちろん、身に覚えなどありませんよ。
[大仰に両手を*広げた*]
……なに?
[穏やかな食事の時間は過ぎて。
響いた音声に、男は一つ、瞬く]
嫌疑……一体、何の事やら。
[否定の呟きに、抑揚はない。
食堂内を見回した細い目は、事切れたネギヤへと向かう。**]
……いや、それよりも、この状況は。
宇野殿は、我々にどうしろ、と言うのか。
/*
うむ。
非常に、第一声に、悩んだ。
さて、どうなる、どうする。
とりあえず、デフォはドウゼン医師か。
……しかし、流れを見るも何もないな、この200というptはw
職業柄、恨まれるには心当たりがありすぎるが。食事を楽しむには、いささか趣向が凝りすぎているようじゃあないか。
[テープの内容には眉一つ動かさなかったものの、ネギヤが倒れれば食事の手を止めて席を立つ]
ネギヤ君、これも宇野君の指示なのかね。
彼女は一体――
え、殺人?ここにいる全員?
[思いっきり顔をしかめて、テープの声に耳をすます。
ネギヤが倒れ、近づいたドウゼンの様子から彼が死亡したと察した。]
うそ、ちょっと待ってよ……。
[ネギヤのそばに近づくと、明らかに異常な様子に気づく。
専門的な知識はないが、それが演技ではないことは明白だった。]
僕のせいじゃない
あれは事故だったんだ
[テープから流れる告発に思わず立ち上がる
問いかけられるような視線を感じ]
子供の頃、同級生が崖から落ちて死んだんです
僕はその場に居合わせて……でもあれは事故で
宇部さんはカウンセラーで、その頃からの付き合いなんだが
なぜあの事を今こんな形で……
いや、宇野さんなのか?
[何かを払いのけるかのように頭を振りながら再度椅子に座る]
[和やかに進む食事風景に、そぐわないラジオボイス。]
殺人の…嫌疑?
これも「嬉しいサプライズ」の一つになるのかしら? ベックさん?
[両手を広げる姿に、失笑混じりの視線を向け]
あなたは宇野と、コンタクトは取れるのかしら? 取れるのなら…
――あぁ、でも彼の方が先よね。何処か休める場所は無いのかしら?
[ドウゼンに向けた言葉は、途中で途切れ静かに組まれたネギヤの手を眺める。
゛彼゛の生無き声は、まだ*聞こえない*]
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