113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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/*
困らせるかと思って自重したけど、
やっぱりクレストに片思い縁故振っときたかったなあ……勿体ないことをした。
しかし地上、スカートのせいでとんでもない場面になっている気がする。
(-79) 2013/06/17(月) 00:46:54
― 屋外 ―
[吹き荒れる冷たい雪が、身体を叩く。
ミハイルと繋いだ手だけが、ただ、あたたかくて。
この雪をミハイルが降らせているのだとしたら、
彼は寒くないのだろうか。
じわりと外側から侵食する寒さに、そっと身を寄せる。]
[何も持たぬ司書がミハイルの息の根を止める術は、
彼の首を、この両手で絞めることか。
ついと、視線はミハイルの腰で揺れるサーベルへ。
――どちらにせよ、気乗りはしないものであるが。]
(241) 2013/06/17(月) 00:47:26[→外]
司書 クレストは、役人 ミハイルを、翡翠色の瞳でみあげた。 [飴]
2013/06/17(月) 00:48:33
さてねぇ。
俺は蝶に現を抜かした学者先生よりも物知りなもんでね。
なにせ、図書館に知り合いが居るからな。
[>>239学者の言葉には、笑みは崩さずにいなし。
クレストの家にある本なんて、読んだ事もない。
活字は苦手だ、目が疲れる。
仕事以外で触れたくも無いと思っている。]
それは困るね。
こいつは俺のもんだからな。
あんたに標本にされるわけにはいかないんだ。
[クレストの手を引き、足早にその場を辞す*]
(242) 2013/06/17(月) 00:49:31[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、司書 クレストの手を、きつく握り締める*[栞]
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/17 00:50)
役人 ミハイルは、司書 クレストの手を、きつく握り締める* [飴]
2013/06/17(月) 00:50:52
雑貨屋 イェンニは、司書 クレストは、あのワンピースを気に入ったのかしら。 [飴]
2013/06/17(月) 00:52:17
(-80) 2013/06/17(月) 00:52:39
/*
気に入ってねーよ!!時間がねーだけだよ!!!!!ちくしょうめ!!!!!(机だむだむ)>イェンニ
(-81) 2013/06/17(月) 00:53:27
―雪降りしきる湖のほとり―
[夏日の暑さはうんざりだが、
昔を思い起こすこの雪は嫌いじゃない。
身を震わせるような寒さも、厭ではなく。]
……わるいな、
[その謝罪は、上着を着せてやれない事に対してか。
クレストを『人殺し』にしてしまう事に対してか。
何方ともつかない。]
(243) 2013/06/17(月) 00:55:25[雪の降る湖の前]
[暖炉のほうは一層慌しく。
やがてミハイルがクレストを伴って外に出て行く>>233。
彼は死ぬつもりなのだ、と。
2度目の人生を終わらせるつもりなのだと。]
今日連れて行くのは、司書さんなのね。
[小さく呟く声。誰かに聞こえてしまっただろうか。]
ふたりなら、さみしくないわ。
[…は止めることも無く。
2人の背中を見送って、広間から出て行った。]
(244) 2013/06/17(月) 01:00:41[広間]
[>>241サーベルへと向く視線に気付き。
握った手を離す代わりに、クレストの髪を一度撫ぜ。
雪のかかった髪の毛を何度か梳いた後に。
ひと振りの刀を抜き、クレストの手に柄を握らせる。]
……ここ、だ。
[服は着た侭で、脇腹の辺りを示す。
布の下にあるのは、――聖痕。]
(245) 2013/06/17(月) 01:01:01[雪の降る湖の前]
[>>242 本なんか読まないくせに。
口から飛び出しそうになった言葉を、
慌てて奥へとひっこめた。
面白いから、と本を薦めたときも、
突っ返されてしまった記憶がある。
ふと蘇る懐かしい記憶に、ふっと口元を緩ませ。]
……… 俺は、蝶にはなれねーかもな。
[>>239 へらり、学者に笑みを向けた。
人間でありながら人間を裏切り――、
もうひとり、自分の識るナッキの存在を、
一言も口にすることなく。
さて、そんな人間が蝶になれるものかと。
肩をすくめ、ミハイルに手を引かれてゆく*]
(246) 2013/06/17(月) 01:01:28[→外]
/*
占い師で村を裏切る系RPはやりたかったので
ちょっと、テンションあがるね!
(-82) 2013/06/17(月) 01:02:29
/*
………いや、イェンニ狼引かなければ、
次にミハイル狼引いた時に
「騙したのかくそったれ!」みたいな
殴り合いをしようとおもってたん、だけど、
結果オーライ?
うそですすみません…
(-83) 2013/06/17(月) 01:03:17
まあ、そうだろうけどなあ。
俺の事を怖がってただろ、あんた。
[荷物をかたすのを手伝うと告げた時も、
店から売り物を持って来てやると告げた時も。]
怖い顔のおっさんのことなんて、忘れちまいな。
[強面だという自覚くらいはある、流石に。]
(*31) 2013/06/17(月) 01:03:23
[不可能だと言い視線を逸らしたイェンニ>>236に、笑みは止まらず]
…蝶の標本の作り方を知っているか?
捕らえたばかりの蝶の胸を圧迫させ、殺す。
そして翅をピンで留めてやれば、彼女たちはまた甦る。
一瞬で散ってしまう人間の命とは違って、蝶の命は永遠なんだよ。
[彼がこんなにも饒舌に誰かと話した事が過去にあっただろうか。ばかなひと、と言う彼女を見やれば絶やさなかった笑顔をすっと潜め、冷ややかな声で言う]
馬鹿なのは、人間だ。
[そう言って彼女の前から去った]
(247) 2013/06/17(月) 01:03:25[大広間]
俺は、
[あんたにも幸せになって欲しいと思ってるんだぜ?]
[そう言いかけた所で――口を閉ざす。
ならば何故目の前から消えてゆくのかと、
男を『仲間』だと知った時の彼女の聲は、
ひどく嬉しそうで、愉しげだったから。
面と向かって告げるのは、あまりに無責任で、
軽い言葉に思えてしまった。]
人間と共に居すぎたせいだよ、きっと。
ルサールカ。
[自嘲する様子を耳で触れば、そう教えてやり。]
(*32) 2013/06/17(月) 01:09:07
それは……あなたが、仲間だって知らなかったし。
外からきた人間が、怖かったもの。
なんだか、あの村で過ごす私が人間じゃないって知ってるみたいで。
[上手く溶け込んでいるのに、どこか探るような目を向けられている。
地顔なのかもしれないけど、そう思ったことが何度かあったから。]
…そうね。
でも、忘れられるかしら?
[また数百年立てば忘れてしまうのだろうけど、
しばらくはずっと忘れることが出来ないだろう。]
(*33) 2013/06/17(月) 01:10:41
[コテージから出るミハイルを見送った後、
ぽつりと告げる]
あなたが羨ましいわ。
私には、もう、誰もいないから。
[羨ましい。
そして妬ましい。
私は独りになってしまうのに。
それでも恨みきれないのは、独りに慣れてるのか。
諦めているのか。
わからないことばかり。]
(*34) 2013/06/17(月) 01:11:18
(-84) 2013/06/17(月) 01:11:53
― 湖のほとりで、ふたり ―
なにが。
[>>243 謝罪の言葉には、ぶっきらぼうに。
ひとの命を奪う事など、司書は初めてだ。
最初で最後が、ミハイルでよかった。
そう思ってしまうあたり、
どこか、自分もおかしくなっているのかもしれない。]
………ん、
[>>245 髪を撫でる手を感じるのも、
これで最後なのだろう。
心地良さそうに目を細めたあと、
渡された刀の柄を、きつく、きつく握る。]
(248) 2013/06/17(月) 01:13:33[→外]
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