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[───カラン、と男は店の扉を開けた]
…ああ、少しな。
[外に出てたんですか?と疑問を向けてくる店員に言葉少なに返し、男はスタッフルームへと入っていく。
店員は、いつの間に?と首を捻っていたが、男は何も言わなかった]
………少しずつ。
[進めて行こう、と。
男は「夢」の計画を纏め始める。
今はまだ、この小さな店を維持していくので精一杯だろうけれど、いつかは]
[──やがて]
[「夢」の第一歩として、ペットショップの隣に小動物カフェが併設される。
そこはペットショップで売れ残ってしまった仔達が引き取られる『家』としての機能を併せ持つことになった**]
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>>-119
国主様からの注意事項がひどいww
宝くじ買いに行きますよww
>>-122
狙ってたんかいwいいぞもっとやr(
>>-124
じゃあ、そろそろ帰るようにしましょう。帰ってからの方が色々忙しい気もするから(
>>-125
たからもの決めてないんだろーなーとは思ってましたよねww
もう芋かバクくんかどっちかがたからものでいいんじゃないだろうk(まて
>>-126
そんなイメージですね。本ばかり呼んでてひ弱な子供w
今も多分あんまり力はありませんが、大きくなるために好き嫌いはしなかったんだろうきっと(母と姉妹が怖かったせいかもしれないw)
「モミジおねえちゃん」とは絶対呼びたくなかった小さなオトコゴコロですw
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随原さんは〆お疲れー。
おまかせ赤と、あと、弾かれ赤も確率高いよね!
[なんか思い出しつつ]
とりあえず、真白、狭間の俺んとこ出てくるかー?
俺、帰るの最後にする心算だし。
[気付けば随原が、そろそろ戻ると口にして踵を返していた]
あ!随原さん、ありがとうございました!
[彼が狭間に落ちた者を見ることが出来たおかげで、随分と助かった。その想いで、なんとか礼だけは口にしたが、さて、届いたかどうか]
俺達も帰ろう、モミジさん。早く医者に診せないと。肺炎にでもなったら大変だからね。
[モミジに視線を戻してそう促す。彼女が同意すれば、二人一緒に、元の町に戻る事が出来る筈...多分、どこかの人気の無いバス停のベンチに]
[狭間に落ちてきた人々を迎え入れたりしながら、ずっと従兄弟の後ろに引っ付いたままだったので、紅葉の一件も一部始終は見ていたのだが。
なんせ向こう側には触れられないので、騒ぐだけ騒いで大して役に立つこともなかった]
お……おおおおぉ?
[従兄弟が空に向けて怒鳴る。
あれほど降っていた雪の勢いが弱まり、やがて止んだ]
雪止まった!
すっげー、何、兄やんが止めたん?
どーゆー能力!?
[そもそも彼が原因の一端だった、という認識はないようだ。
そうこうしているうちにウサギが現れ、時計が直り、鐘が鳴って、そして――]
[戻ってから後は、結構ばたばたしていた。
一人ではモミジを運べないのでタクシーを捉まえて、救急病院を教えてもらい、着いた病院で、モミジとの間柄を聞かれて、つっかえながら「友人」と答え(何か看護師から生暖かく見られた気がする)
診断は、やはり風邪だったが、一晩は病院で様子を見るという事になって]
俺、付き添います。
[勢い込んで申し出たが、完全看護だから必要ないと、あっさりきっぱり病院に断られた(そして、やっぱり生暖かい目で見られた)]
よいしょーぉ!
[狭間からこちら側へ戻って最初にした事は、目の前にある従兄弟の背中に向けて思いっきりタックルを仕掛けることだった]
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とりあえずいろいろ端折ってどーんってしてみた!
>>—132
よかったあってたww
墓落ちした日は随原おにーさんのトコに行くか兄やんをいじりに行くか迷ったんだよw
そだね、随と原で分けて打ってた時は間違えてなかった(と思う)んだけど。
[仕方なく、一度マンションに戻り、翌日まだ夜が明け切らないうちに病院に向かった]
[目覚めたモミジが、また全部夢だったのかと思わないように]
おはよう、モミジさん。
[息を切らせて笑いかければ、また彼女の本当の笑顔が見られただろうか*]
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おうちに連れて帰ってしまうと、一人で残して帰ることになるので、やだ、と、ユキくんがごねまくったので(そして女性の部屋に泊まり込む勇気はないw)一晩入院してもらいました。
展開が強引で、すみません(^^;
……ってと。
[随原を見送って、は、と一つ息を吐く。
それから、意識を向けるのは]
真白のヤツ、どしたかな。
[狭間に落ちてしまったいとこの事。
他の面々と同じく戻ってくるはず──とか、考えた矢先、背後から威勢のいい声が聞こえて。
直後に、衝撃が背中に伝わった]
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