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昨日は夜に顔を出す予定が…。
新たに3名いらしゃっいました。
◇銀さん
・お弁当屋さん。
・おばあ様と読みが同じお名前。
・クレーンゲームの景品を以前何処からか戴いていたらしい。
・負けず嫌い、という訳では無さそうですが、外したことはそれなりに口惜しかったご様子。
意外と気さくなお方みたいです。
◇香月さん
・女優の卵さん。
・白無垢でモブ中。
・高校生の頃に演劇部で、藤棚の下で野外劇を行った際、精霊役を演じたご様子。
・実家から寄せられる心配に疎遠気味。
中々辛いお立場のお方です。
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◇和泉さん
・老舗仕立て屋の娘さん。
・映画を見て、何やら心揺さぶられていたご様子。
・サングラス着用のようです。
結城先生を上回る更なるミステリアスなお方です。
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◇状況把握
・友幸さん・進矢さん
→友幸さんの落し物を無事、進矢さんがお渡し出来た様子。その流れで藤園のお写真を見せたようですが…。
何やら進矢さんには秘密が隠されているようですね。
友幸さんはお父様に進矢さんとのやり取りを見られたご様子?
お二人は別れた所で終わっているようです。
・掬子さん・銀さん
→クレーンゲームのウサギ足に目を付けていた鞠子さん。店を出た際に配達帰りの銀さんがにゃんこ師匠を眺めている所に出くわし、会話中。
・香月さん
撮影中、うさぎを見て日陰で休憩申し出中。
・和泉さん
映画を観終わって、空を眺めているご様子。
[ぼんやりと。
物思いに耽ること約(06)]分。
そろそろ場所移動を、と思い鞄に手を掛けた瞬間――]
…八重…藤……?
[目の前にふわりと広がった紫いろ。
数代前の趣味娯楽から始まった藤棚作り。
実家では無数の藤の花が次々に花をつけるけれど。
突然変異とも言われる八重藤は、果たしてあったでしょうか。]
樹村の…おじちゃまなら、
――知ってるかも。
[幼い頃から見慣れた景色は、
【藤の花】、ただそれだけの。
おぼろげな記憶しか残ってなくて。
精々、あんなちゃんと二人で、花房をぶどうと間違えて口にしようとして、ともゆきくんに止められた記憶しか強く残っていなくて。]
う〜ん、思い出せない。
[悩むそばを、ふたたびうさぎが横切った。]
――…実家でうさぎを飼った記憶は、流石にないんだけど、な。
[馴染み過ぎた景色のおぼろげと。
馴染みのない動物のおぼろげさに。
わたしは春の魅せたまぼろしだろうと思い込んで。
再び目をこすって、ベンチから*立ち上がった*]
……よっし、終わり!
帰ろ。
[一日も無事終わり。
保健室に鍵を掛けてから、未だ練習の行われているグラウンドの隅を通り、校門をくぐる]
ん、まだ明るい。
[少し前ならすっかり真っ暗になっていたはずの空も、徐々に日が長くなり。
気をつけなくても歩けるのをいいことに、空を見上げながら足を進めた]
[ここで突っ立っていても仕方ない。
そう思ったけれど、どうにも気が乗らない]
……んー、ちょっと、歩くか。
[まずは気分転換するべきか、と。
そう呟いて、遊歩道を歩きだそうとして]
……?
[根拠はない。
ないけれど、誰かに呼ばれたような気がして振り返って]
……っ!
[いろが広がったのは、一瞬。
霞纏って揺れる藤色は柔らかく──けれど、瞬きする間にそれは消え失せる]
……なーん、なの。
[ぽつり、零れ落ちる呟きは小さく掠れたもの]
疲れてんのかなあ……。
なんか、ばーちゃんのお気にに似てんなぁ。色。
[その空の色にふと思う。
今は亡き祖母には懇意にしている仕立屋があって、その特に大事にしていた着物もそこでこさえて貰ったものらしい。
真昼自身もたまに祖母に着いて店に行ったり、また代わりに品を取りに行ったりしたついで、そこの娘さんと他愛ないお喋りをした記憶がある]
……元気にしとるといいけどなぁ。
[帰郷の折、その子の噂を聞いたのはどのくらい前のことか。
表情を少し曇らせた……が、それも刹那の事]
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