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っは。
[荒い息を吐いて木に背中を預ける。
既に何人か俯せて動かなくなっていた。
一か八かで森に駆け込んだ背後では悲鳴が響いていた。
楽観できる要素はどこにもない。
雨と何かに濡れた顔を俯けた]
ー 玄関前 ー
すみません。
どなたかいらっしゃいますか。
[辿り着いた屋敷の扉を叩くと、黒衣の娘が出てきてくれた。
淡々とした歓迎の言葉に戸惑いながら頭を下げる]
はい。雨の間だけでも置いていただけたらありがたいです。
大した持ち合わせはありませんが。
[時が至るまで、という言葉はそう自己解釈して滞在させてもらうことにした。
対価は不要と言われれば、安堵と不安が半々になる]
/*
余裕的には色々と微妙な状況なのですが。
このままじゃ悲しすぎる!
というわけでお邪魔しますの兎猫です。
なんとか集まってくれると良いのですが。
……お。
[水滴を拭いつつ、荷の状態も確かめないとなー、なんて考えていた所に増える気配>>10]
雨宿りのお仲間さん……ってとこかね。
[小声でぽつり、呟いた後。
新たな来訪者がこちらに気づけば、どーも、と軽い調子で手を振った。**]
[落ちた呟きと重さを感じる吐息の意は知れず、瞬き一つ。
それでもそこを追及する事はなく]
ああ、まあ、そんなとこ。
近道しようとしたら、雨に降られちまってねぇ……。
雨が止むまではまあ、よろしゅうに。
[笑みと共に向けられた言葉>>12に、軽い口調でこう返して]
……さて、とりあえず、部屋お借りしますかね。
このまま風邪ひくわけにもいかんし。
[『荷』の確認もしなければならないから、とは内心のみの呟き。
ともあれ、男は場にいる者たちに一礼すると、階段を上がって二階へと。*]
[階段を上がって二階へ。
上がった直後に控えていたらしいメイドにこちらへ、と声をかけられた。
訝りながらもついて行けば、部屋の一つに案内される。
必要なものがあればなんなりとお申し付けください、との言葉に着替えを頼んだら、既に用意しております、と返された]
いや待て、どんだけ。
[至れり尽くせりなんだとの言葉は飲み込む。
雨宿りが出来たのは幸運だったと思うが、本当にそうか、という疑問がちらりと過った]
とはいえ、今更かねぇ。
[そんなぼやくような呟きの後、部屋へと入り。
備え付けの浴室で身体を温めた後、最初に取り掛かるのは『荷』の確認。**]
[着替えも用意してあるので使うようにとメイドに告げられ、了承する。
貴人の屋敷では滞在時の衣装を指定されることもあるので、それと同じ様に受け取った]
あの。この後でも誰か予定にない人がいらっしゃったら、お教えいただけませんか。
はぐれてしまった仲間かもしれませんので。
[願い出れば淡々と受け入れられて、感謝しながら案内された部屋に入った]
[濡れた服を脱げば、下から現れる白い肌。
その所々に残る傷痕は、戦地を知る者にこそ馴染み深いだろうものもあった]
可能性は低い。分かっている。
でも。
[湯の用意までされていた事には戸惑ったが、汚れた身でいるのも失礼になるだろう。
湯気に包まれながら、苦く呟いた**]
[『荷』の無事を確認した後。
さて、どうしたもんか、と思ったものの、このままじっとしているのも落ち着かなかった]
……ちょっと歩き回るのは、アリかねぇ。
[そう思う理由は好奇心半分警戒半分。
何かあった時にすぐに動けないのはヤバイ、という思考から。
根拠なしの直感だが、それに従って生きてきた過去があるから従う事に躊躇いはなく]
んじゃ、ちょっといってみますかっと。
[軽い口調で呟いて客室を出ると、宛てなくゆるりと歩き出した。**]
☆村建てからのお知らせ
廃村期限が近付いておりますが、一応、あと一人で開始自体は可能となっております。
なので、村建ての方で2IDNPCを導入し、確定初回吊り(このまま最低人数での開始になった場合はまたちょっと変わりますが、それはその時に)とする方向で参ります。
一応、10/10の00時まではぎりぎり飛び入りさん待ちをいたします、とお知らせまでに。
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