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[迷路のような生垣に沿って歩いていると、垣の切れ目から、ちらりと先ほどの男の姿が覗いた]
何か植えている?
さっきの花のお詫びのつもりかしら。
[居た堪れない気持ちになって眼を伏せる。再び目を開いた時には男の姿は掻き消えていた]
わかったぁああああ!
'誰かが姿を消したようだ。',
'誰か、姿を消したようだ。',
上が「襲撃が失敗したようだ」のとこで、下が「...が無残な〜」の設定欄。
今日はGJである!!
なーんだ。溶けたんじゃないのか。
[男が蹲っていた場所に歩み寄り、しゃがみ込んでまだ柔らかい盛り土にそっと触れる]
………次にあの人が来る頃には立派な木に育っているのでしょうね。
その時は……わたしはおばさんか、おばあさんか…。
[ふと見上げた空がぼんやりと明るくなってきている]
あの子はとうとう見かけなかったわね。
『次に会う時は同い年だね』なんて言っていたのに。
[”昔、ここにはそれは綺麗な花園があったんだよ”
ウェンディのお婆ちゃんは、眠る前に何度も何度もその話をしました。
甘い薔薇の香り、異国の植物の青い枝。
その言葉は子守唄となって、ウェンディを眠りへ誘います。
月明かりの注ぐアパートの一室で、ウェンディは幸せな夢を見ていました。]
[寝転んだまま、ゆっくり右手を目前に掲げる。
泥まみれの掌に、汗が滲んでゆく]
咲くわけないよな。
[節くれだった指が、ぴくりと動いた]
あの子?
『お客さま』の中に特に親しくなった人が居たなんて聞かなかったけど…。
[他人の、それも母の秘密を覗き見しているようで座りが悪い。しかし興味がないと言えば嘘になった]
ママ、その人のことが好きだったのかな?
それでもよかった。
ただ、
[花でも咲けばいいと思っただけ。
一縷の望みに賭けてみたかっただけ。
男は、呪文のように口元を動かす]
たりねぇよ。
[震える両手で、顔を覆った]
[瞼が重い。林檎の木にもたれるように顔を寄せて、深い息をついた]
もう扉を閉めてベッドに戻らないといけないのに…私も諦めが悪いのね。
[そっと身を起こすと、ふらりと*歩き出した*]
「きゃ助っ人」というアホい変換のままぐぐったら
「もしかして キャスケット」
…間違えたんじゃないんだ。
試してみたんだ!!
…ナースキャップを被った人の煽りの角度って、キャップがすげー可愛くなるんだな……!!!!?
タレ耳っつーか、リボンっつーか、そんな感じだ。
何がオレの心をこんなに鷲掴みにするんだろうこれ。
やべー、変態くさーい。
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