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[相変わらずゲーム画面に釘付け。十字キーには冥銭を貼り付けたまま]
ああ〜、ABボタンの連続早押しがうまくいかないよ〜!
うぬぅこーなったら最終兵器を導入するのです。じゃじゃーん!
[取り出したのは、もう一枚の冥銭]
こーやって、ガシガシガシーっ!
[冥銭でABボタンの上をこするようにして高速移動させる。みるみるうちにスコアが上がっていった。
※ボタンのゴムがヘタります。良い子は真似してはいけません]
わーい、やったークリアー!
[ばんざーい。満面の笑顔。
なぜ冥銭を配ることになったのか(配ってないけど。ネコババしてるけど)、どこから来てどこへ行くのか全く分かってないけど、でも多分コハルにとっては些細なことであって]
はるちゃんったらすごーい。次は何のゲームしようかな〜。
[いつまでもどこまでも、コハルはコハルのままなのだろう**]
[目をあけると、見慣れた天井だった]
あら?
[ゆっくりと視線を巡らす。そうして、ゆっくりと思い出していく]
あぁ、そうか。
まだ死んでなかったのねぇ。
[傍らに座って自分を見つめる子が、『おばあちゃん、どうしたの?』と不安げに聞くので]
何でもないわ。少し夢を見てたのよ。
[そう答えて、にっこり笑った]
[先客は、揺れる船体をおさえるように船縁につかまり。
盛大に音を立てて落っこちた二人を見て]
ぼっちゃーん。
…大丈夫?
[揺れのひいた船の上から手を差し伸べた]
もう、直にあなたともお別れだけど……。
[と、伸ばされた小さな手を握りしめると、不安そうな顔がいっそう頼りなく歪むので]
大丈夫よ。あちらは、とっても楽しそうなとこよ。
ちょっと覗いてきたの。
まだ少し早かったみたいで、返されてしまったけれど。
あなたも、十分に人生を生き抜いてあちらへいらっしゃいね。
私は一足先に行っているから。
[目の前の少女の、まだやわらかい頬を、そっと撫でた**]
― 上空一万メートルの世界(実家) ―
……ふ。地上の暮らしも楽しかったが。やはり俺には窮屈かな。
悪夢を見たなら、俺を呼ぶといい。すぐに駆けつけよう。
またな。
[地上に視線を落とした後、星の海を見上げた**]
ズイハラは金で、ギンスイはギン…そうだったんだ。
こういうの、見たこと、ある。
本当のこと言わないと、二人とも、戻ってこない…?
落としてないけど、二人とも、落っこちた。
だから、落としてない…?
[腕を掴まれたまま、引き上げることも忘れて真剣な表情で悩んでいる。]
[ヌイにしがみつき、ギンスイにしがみつかれ、あっぷあっぷ]
だ、誰か助け……
あっあれは何だ!?
[上空一万メートルに輝く星を涙目で見つめた]
[ふと、上空を見上げ]
…きっと、また会える?
うん、また。お茶、ありがとう。
[輝く星の方へと告げる。勿論、引き上げるのも忘れて]
本当はね、もっとちゃんと言いたかったことあるんですよ。
日本製の電池へ、茶化した言い方じゃなくてね。
[シリアスぶってみるけど、三途の川でずぶ濡れである]
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