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[ギンスイの姿を見つけて駆け寄る]
うん、あの人達には聞こえないよ。
「いる」ように見えていた時は話せたのにね。
[少し寂しそうに*呟く*]
そういや
なくなってるってのは変だ!
俺はこうしてここにいるわけだしなくなってはいない
そこにヒントがあるはずだ!もっと考えろもっと考えろ,,,,
せっかく、あっち側から戻ってきたのに。
お母さん消えちゃった。
だから、またお願いしようと思ってお祭りにきたの。
でも、お母さん戻ってこないよ。
みんな消えて行く。
どうして消えていくのかな。ずっと一緒にいられないのかな。
[エビコの目を見ながら、そう言葉を続ける。感情的ではなく、ごく穏やかに静かに]
[ふとひらめいた]
祟りとかポルターガイストだっけ
たしかそんなのあったよな
あれってどうやるんだ....
[しばし考え込む]
音だ!とりあえず音が出せれば何か進展するはず 今の状態でどうやれば音を出せるか考えよう
お月様は私の願いをきいてくれたんじゃないのかな。
どうしてみんな居なくなっちゃうの?
誰が連れていっちゃうの!?
[最後の言葉だけは、叩きつけるように口にした]
[物を動かそうとしてみたがすり抜け動かせなかった]
[壁を叩いてようとしたがすり抜け音はでなかった]
だーーーー!!!
憑りつくはどうだろう
誰かの体を借りるとかなんかあったよな...
たしか体を重ねて念じるんだっけ,,,,,
[プレーチェの体に入りこもうとしたが状況は変わらない]
誰なのかわかったらどうするつもりだ?
[プレーチェの叫びに冷静に口を挟む。
その後でライデンに近づいた]
船はないのか?
壊れた船でもなんでもいい。
くそー
見てるしか出来ないのかよ.....
[ふとブルーチェのスカートの中にもぐりこみパンツを確認した。]
こんなことしてる場合じゃねえ.......
ライドウさん……。
[背後からの声に、振り向き僅かに安堵する。
けれど、彼の問いに答えようとすれば表情は曇った。]
ゼンジさんは、逝ってしまいました。
さっきまで、そこにいたのに。
[死んだ人が、ずっと一緒に。
その願いは、今の状況と奇妙に符合していた。 プレーチェに向き直り、言葉を探す。]
ちーちゃんは、亡くなった人を呼び戻したかったの……。
[それは禁じられたことだと、そう話しても少女に理解できるだろうか。 彼女は死者が戻ってくると、知ってしまったのだから。]
月と、*何を話したの*?
[消えるのは嫌だ!生き返りたい
それがダメなら俺はせめて悪霊になって存在だけでも残したい!そう心に強く決め、あぐらをかいて次の手を*考え始めた*]
[グンジの言葉>>21が聞こえると、ふっと我に返った]
え?
[答えを探すように、頼りなく視線を彷徨わせる。エビコに『月と何を話したか?』と問われれば、黙って俯いた]
生き物はすべて自然に還る。
それが摂理だ。
[言って、視線は部屋の隅へ向かう。
導かれるように近づき床に置かれた袋を開いた]
藁人形、燃やしたんじゃなかったのか?
俺は生かされてるのか?
[呟き、松明も消えた今となっては燃やす当てもない藁人形を袋に戻して床に置いた。
プレーチェの傍ら、佇む少女の姿が*一瞬見えた*]
>>24
生き物は自然に還る。それが、せつり……。
[グンジの言葉を繰り返す。それは難しかったけれど、何となく理解出来る気がした]
でも……。戻ってきたよ?お母さん。
[だけど。結局は消えてしまったのだ……と思い至って。口を噤んだ]
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