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…諦めなんて言葉は、俺の辞書には無ェな。
[間近に見詰められる顔に、更に壮絶な笑みを作る。
痛みが、薄い。
だからまだ思ったより動けそうだ。
それは先ほど飲んだ鎮痛剤のおかげだとは判らないが。
包丁を握るマシロの手を握った手のうち、力の余り入らぬ方を離して、ゆるゆると逆の脇へと手を伸ばす。
短剣ケースに入った包丁がそこにはあるから]
無駄で悪かったな?
[そして眉を立て、手首を握った手を捻ろうと力を籠めた]
なくても、諦めて。
[壮絶な笑みに眉をひそめる。
11thの動きには気づかずに、ただ、握った包丁を押し込もうと力をいれ]
っっ!
[手首を捻られる痛みに、とっさに11thをけりつけて、距離をとろうとした]
やなこった。
あんたが諦めな。
あんたの世界ごと。
[押し込められた包丁が身体の中で嫌な音を響かせる。
蹴りが入るのは視界に収めていたが、
掴んだ手首は離さずに、更に力を篭めた。
逃さない、と、呟く声は、低い]
けふ、
[至近距離の蹴りは鳩尾に入り、
身を折るけれど。
逆の手で短剣の柄を上着の内側で握った]
[2番の子と、ソラさんの遣り取りが少し遠くに聞こえる。それが距離のせいか、自分の緊張のせいかは、分からないけど。
ネギヤさんに近づきながら、私は鞄の中の包丁を取り出す。そして私は、果物ナイフをブレザーのポケットに忍ばせて、鞄を捨てる。
端末は、反対のポケットの中だ。まだ、点滅していない。
両手でしっかりと包丁の柄を持ち、]
―――……ごめんね、ネギヤさん。
[少し離れた距離からの、一声。
それを契機に、地面を蹴って。
包丁の刃ごと、ネギヤさんに体当たりをしようと、駆け出した。]
はっ、それこそ、お断りっ だって!
[ぎりぎりと手首が痛む。
手放した包丁はまだ相手に刺さったまま。
元の世界から持ってきたナイフはまだあるけれどそれには手を伸ばさず。
上手く嵌った蹴りに身を折る相手の手を離させようと、腕を振った。
まだ、11thが新たに握った短剣には気づかない]
[握った腕は離さない。
そのまま、全力を篭めて捻れば、
ミシリ、と、骨の鳴る音を掌が感じる]
…遠慮すんなよ。
[ザッと上着の下から取り出す包丁。
マシロの胸元目掛けて振り下ろす。
空になった短剣ケースと共に吊るした日記は
すぐに脇を締める事で、保護を謀る]
[クルミが走り出す少し前に]
[太った男は、タブレットを懐へとしまう]
うおおおおおおおおおおおおお!!
[額に光る汗をぬぐうことなく、雄たけびをあげながら、1stのいる方へ走る。走るスピードを上げる為に、下駄は後ろに脱ぎ捨てた。
割れた陶器の欠片などが足を傷つけるが、それをものともせず、ただ、まっすぐ、1stの方へ]
天敵ともいえる11thがマシロへ向かっているから。今がまさに好機なのだ]
今なら、チート日記の力が発動しない!
好機なんだ…!
[クルミが足音を殺して忍びよる間に、距離は拡がり、彼女が本気を出して走れば、距離はおのずと縮まるだろう。
日記通りの預言が叶うのは、まさに、1stの直前前で]
[経験の差と言うものか。
それとも世界の違いか。
11thの力は強くて、手首が轢みをあげる。
その痛みに顔が歪み]
……無理、だろうが、いきのこる、ってきめた……っ
[きらりと光る刃物が目に入る。
無傷で逃げるなんてのは無理だと理解した。
咄嗟に胸元を庇った、握られていないほうの腕に包丁が深く刺さる]
ぐっ、……っくそっ
[悪態をつきながら、もう一度11thの足を狙ってけりつける。
距離さえ、取れればきっと**]
[胸元を狙った短剣(包丁)が
肉に刺さる感触を手に伝える。
獣相手になら、慣れたそれ。
両の手に不詳を負わせれば、
二足の相手はしめたもので]
もらった、…ッ、!、
[瞬間、驕った。
足が来ると思わず、
彼女の蹴りがきれいに足を掬うのを、
スローに感じて]
ぎ、あぁあぁっ!!、
[次の瞬間、宙に浮いた身体が地面に倒れたと同時。
刺さったままの包丁が、体重で勢い良く、
その刃を全て自身の身体に埋め込まれたのを熱として感じ。
つるつるの床の上、痛みに身を逸らして悶えたのだった*]
[一度振るった錐は払われた。
再び振るい、同時に低く蹴りを放って5thを牽制する。
少し遠く、ソラの苦悶の悲鳴が響く。
同時に耳朶に、目前の未来を告げる日記が響いた。]
───クルミ!
[ネギヤの背後に一度だけ声を投げ、
彼を振り返ってポケットからスプレー缶を出す。
”敵”へかける予定だったそれを、スプレーすることはなく、
12thの柔らかそうな腹部目掛けて鋭く*突き出した*]
[かけられた言葉にはもう聞き飽きたなと思いながら返事を返す。笑みを零す事も無く淡々と]
君だって今はここに来たばかりの見物人のようなもんだろ?
昨日見た感じだと…一緒に居た人達は君と仲良くしてたね。会話内容とかも手を組んでるようだった。
・・・羨ましいな。
[その言葉は小さく、彼に届くかどうかで。
その瞬間寄ろうとした人物達が行動を起こすと同時にネギヤがこちらに向けて叫ぶ。
まさかと彼を見れば手に錐があり、一歩身を後退させた。]
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