[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
あぁ、どうしようもない。
………でも、俺はあいつ信じてっけどな。
[それは、俺の未練。失った日々からでしかないが。]
あぁ、四人いる。俺等合わせて六人だな。
[ここにいる人間の話は、それだけにしておくつもりで。]
……もし、だ。
お前の大好きだった男がいきなりいなくなって。
やっと忘れかけた頃に、そいつが帰って来たら。
お前、どうする?
[信じてる、と言われればそれ以上は何も言えず。]
うん。
[ただ、頷きのみ返すに留まった。]
今の所、6人だね。
…まだ居るかもしれないから探した方がいいかも。
[自分と同じ様な境遇の人間も居るかも、と。]
うん?
[そして次いで彼に問われれば、暫しの間]
蹴り倒す。
[ぼそっと言い放った。
声は決して笑っては居ない。真剣、そのもの。]
散々な気持ちにさせておいて、
ふざけんなって、蹴り倒す。
[段々と怒気混じりに言葉を紡ぎ]
俺の携帯に入ってる奴にはメール一斉送信したけど。
誰も返信くれなかったな。
連絡とれたのは、お前と美夏ちゃんだけ。
明日、また少し探してみるさ。
[と軽く答えてみて]
自分の都合で居なくなって、
自分の都合で帰ってきて。
あんた、アタシがどういう気持ちだったか、
知ってたのかって、胸倉掴んで…
[其の後も言葉を紡ぐつもりだった、が]
――。
[何も言えず]
あはは!お前らしいや!蹴り倒すか!
いい女だねぇお前!あはは!
[爆笑……無理矢理してみた。]
いいなぁ。お前みたいな奴ばっかなら。
世の中もっと楽しいだろうな。
……わりぃ、変な事言ったよな。
[ひとしきり笑った後で、イマリにはそう謝って。]
俺さぁ、アンの事好きだったんだわ。
あいつが死んだ日、初デートだったんだ。
あいつが事故ったの、待ち合わせ場所に来る途中。
笑えるよな?俺が誘わなきゃ死ななかったんだぜあいつ。
好きだって言ってもなかった。
知らなかったから、病院にも行けなかった。
馬鹿だべ俺?忘れたつもりだったのに。
帰って来やがったんだよあいつ。
[自分でも、泣いているのか笑っているのかわからずに]
…でしょ?
いい女過ぎて引く手数多だから困っちゃうよ
[合わせる様にくすくすと、小さく笑い]
ダメ。
私みたいなやつは、蹴られる側が居ないと
成り立たない様に出来てるんだから。
だから今のままでいいの。
[冗談半分に、ふざけた調子で言った。
だが、後に続く言葉に]
別に。変な事言ってるのは何時もの事じゃないの?
[小さく笑い、彼の言葉を黙ってきけば]
言ってろ、誰が引く手あまただ。
お前引っ張ったら、逆に引きずられちまうよ。
[軽い冗談を言ってみて]
蹴られる側の人間はビクビクしてんだろうなぁ。
俺も蹴り倒されないように気をつけにゃー。
[クスクス、彼女の笑い声に合わせて]
ばーか。
ばーか、ばかばかばかばーか。
[馬鹿、馬鹿、と幾度かふざけて紡ぎ]
……馬鹿だね、ホントに。
[はぁ、と一息つくかのようにしみじみと云った]
馬鹿だけど、ジュンタらしいよ。
いいんじゃない?……それで、さ。
…本当に。
なんで今頃、なんだろうね…
[良いだとか悪いだとかではない。
ぽつり、自然と口から零れた呟き。]
[引き摺られちまう、などと言われれば。
電話越しにくすくすと小さく笑い。]
見境無く蹴らないよ。
愛の証だから。
[笑ったままに、冗談を紡ぎ続け。]
はいはい、どーせ馬鹿ですよぉー。
俺は、馬鹿な生き方しかできねぇしな。
……なんでだろーな。
もっと早かったら、俺全部捨ててでもアンと一緒にいた。
もっと遅かったら、きっと綺麗に忘れてた。
今、この瞬間だからこそ……俺は動けないんだよ。
誰かが引っ張ってくんなきゃ、もう動けないんだ。
[ぽつり、ぽつりイマリに答えた]
―コンビニ―
そうさな。
…けど、きっとみんなは大丈夫。
[頭痛は止まない。
こめかみを軽く揉んで、少年を見守る。]
もしあれなら、俺のトコ来るか?
[不安そうな少年を誘って。
壁の時計。針が逆回転をはじめたのにはまだ気づかない。]
[引っ張ってくれなきゃ動けない。
そう、零すジュンタに]
ふぅん
[何処かニヤついた声]
ふぅーーーん
ああやだ、やだ、この人、寒い事いっちゃって!
[ひゃー、とふざけて見せる]
でもさ、動けないっていう事を自覚してるんだよ。
動けない自分、をわかってる訳。
…そこまで来たらもう、答えってさ。
案外、近いトコにあるんだと思うな。
[ぽつり、ぽつり、ジュンタに応えた]
…アタシ、尽くすタイプだから蹴るなんて出来ない…
[ついでに、ぶりっこしてみたり]
[こぼれ落ちる砂のように、さらさらと世界は崩れていく。
記憶と思いが、薄れていくように。]
…サヨナラ、なんか…。
[空へと還る、雪。]
ちぇ、寒くて悪かったねぇー?
[電話越しに肩をすくめた]
ん……近いとこにね……あるといいんだけど。
これは、俺だけが頑張ればなんとかなるわけじゃ………
ねぇんだよなぁ、やっぱり。
[はぁ、と深いため息をついた。ついでに]
お前が尽くすタイプなら、世の女は皆尽くすタイプ。
[真顔で言ってみて]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ