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[フォルカーと携帯を手渡して]
もう、閉店の時間かな。
[この店には時計がない。
自分もここを訪れる時は時計をしないことにしている]
最後に一杯いただけますか。
ノンアルコールで。
[エビコたちはまだ起きてくる気配がない。
家族が迎えに来たりするのだろうか]
まあ、一応は。
[それでも、いつも客がいる限りは、開けてはいるのだが]
ノンアルコールですね。甘めが良いですか?それとも、すっきり系がいいですか?
[とりあえず、ふたりっきりの時間を楽しむことにした。
いえ!ルリがいることに気がついた!]
[ジャズの調べに耳を傾けながら]
では、すっきりのほうでお願いします。
[ポルテが飲み物を作る様子をぼんやり眺めているだろう。
眠気はもうなかった]
じゃあ、すっきり系で。
[レモンとか、なんかいろいろ用意して、ノンアルコールのカクテルを作る。
フユキの視線がすごく気になったり]
はい、どうぞ。
[レモン系のスッキリドリンクをフユキの前に差し出した]
ごゆっくり。
[今度は、こちらがフユキの動作をぼんやりと眺める番]
[緩いムードジャズに身を委ねるようにして黙ってフユキを見つめているうちに、なんだか急に睡魔が襲ってきたような気がした**]
[かくん…]
(おっと…)
[一瞬だけれど、寝オチていた]
村下先生、お口に合いますか?
[とか言って、誤魔化した。多分みられていないはず]
[二人のムードもなんのその。
ぐっすみん]
だからぁ・・・
[ごにょごにょと寝言を呟いている]
だからですねぇ・・・
[ゴロンと寝返りを打って]
・・・だからそれは私のハムだっていってるじゃないですかぁ・・・
[ぐっすみん]
[すっきり系のカクテルは爽やかな味がした。
ポルテの視線を感じつつ、目を合わせられるでもなく、並ぶ酒の瓶などに彷徨わせていると]
……あ、
[こくり、とポルテの頭が動く。
きっとこの静けさに眠くなったのだろう。
思わずくすりと笑ってしまった]
はい、とても美味しいです。
ポルテさんも一杯どうですか。
[きっと自分が彼女の一瞬の寝顔を見たことには、気づかれていないはずだ]
[こちらにも当然、エビコの寝言は届き]
そうですね。
彼女のご主人も心配されるでしょうし……。
[と、頷く。
ネギヤはまだまだ起きない気もするが]
[しかし。
起こしに行こうとするポルテを、ふいに呼び止めた]
あの、その前に。
あなたに渡したいものがあるんです。
[席を立つ。
そして二枚のチケットを取り出すと、片方を差し出して]
友人に貰ったんです。
誰かと一緒にというと……ポルテさんしか思い浮かばなくて。
良かったら。
もふもふのママとしてでなく、ポルテさんとして、ご一緒してくれませんか。
[柔らかな視線を向ける。
どんな答えであれ、ゆっくりと待つだろう]
[奥の部屋へ、エビコを起こしに行くところで、呼び止められた]
チケット…?これは…?
ええ、それは、もちろん!喜んで!
[大きな笑顔で歓迎を表し]
ありがとうございます。
[返って来たのは、華やかな笑顔。
ほっとしたと同時にこちらにも笑みが浮かぶ]
僕は休みが不定期ですから。
ポルテさんの都合の良い日にしましょう。
……よかった。
[小さな声で付け足す]
実は店に来たときから、渡すタイミングを伺っては失敗していたんです。
[恥ずかしくなり、無意味に眼鏡を掛け直す。
ポルテがエビコを起こしている間に、自分はネギヤを起こすべく格闘するかもしれない]
わたしは、いつでも。
あ、もし夜時間が良いなら、日曜日なら。平日なら、開店前までに戻れれば大丈夫ですから。
すぐに言っていただければよろしいのに。
[とは言いつつも、周りを気にする体で。ルリはこっちを見ているだろうか?]
じゃあ、携帯にご連絡ではいかがですか?
[そう言って、携帯を差し出す]
あ、そうですね。
携帯があれば連絡がとりやすい。
[うっかりしていた。
すぐさま携帯を取り出せば、番号などを交換するだろう]
じゃあ、明日の昼間にでも、ご連絡いたしますね。
デート期待してますよ。
[と、フユキにウインクして、奥の部屋へ]
エビコさん、そろそろ起きて下さい。
[起こしに行った]
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