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……そう。
[湯飲みを机に置くと
ネギヤが座っていた椅子に向かい頷く]
餅肌は、ジャグリングに、向かない。
[また湯飲みを手に、お茶を飲む。
どこからか柱時計の時報が聞こえてくる。
その数は、(04)個**]
[行儀よく正座をしてお茶を啜っています。
湯呑みでジャグリングをするリウを見て、
近くに置いてあったペンを3本取って真似てみます]
あれ、うまくいかない。
[ペンは軌跡を描いて、レンの方向へ]
[視線を感じれて、リウの方を不思議そうに見る。
サングラスの下はおとなしそうな少女の顔だった]
うん。サングラスを外しても見えるものは変わらない。
[ペンを取り上げて、ちゃぶ台の上に置く]
ルリちゃん危ないよー。驚いたなもう。
一人漫才と言うか、一人ボケ? うーん……?
[サングラスの下の目を軽く擦った]
女将の似顔絵うまいね。最後の線がよく分からないけど……も。
フユキさんは何を書いたんだろ。ネギヤさん……?
よく見えないや……オレ視力よかったのにな。うむ。
ジャグリングは人気のないところで、安全なのがいいね。
[でも昨夜手渡したのはボーリングの*ピン*]
[ぴき、という音にそちらへ顔を向ける。リウの眼鏡にヒビが入っているのを見て、瞬き]
……大丈夫かい?
[首を傾げて問い。
ふと束からノートを一冊取って広げては、同じように鉛筆を取り出し、羊羹とボーリングの関係について考え始める。柱時計の音には、少し*顔を上げたか*]
[眼鏡が割れる様も、サングラスの下が見慣れぬ少女であることも、気に止めぬ顔で眺めていた]
ごちそうさまでした。
[窓に近づき煙を見つめ、地面を辿る視線は横たわる何者かの脚に釘付けになった。
家屋のすぐ近く]
ネギヤさんとザクロさん。
[顔は見えぬが呟く声は、ただ平坦に]
楽しい。
楽しい?
リウは楽しいのかい?
[ざわり。ノイズにざわめきが呼応する。一言一言、問いかけるように]
楽しいのかな。私は。
今は満たされているような気がするけれど。
空腹も紛れているし、……
ああ。楽しいのかも、しれないね。
螺旋。綻び。妖精。
君の言う事は難しいね。
私が知らないだけかもしれないけれど。
嫌いでは、ないよ。
[言ってソラの視線を追い、窓の方を*ちらと見た*]
声が聞こえる。私の名を呼ぶ声が。
フユキ。
私を呼ぶのは、誰だろうか。私を迎えに来てくれる誰か、なのだろうか。それとも、――
私
私
だろう
か?
─庭─
……亡くなっている?
[明らかに死者であろう無残な姿を見ても、
どこか現実感の無いように首をかしげる。
後ろを振り返り、誰とも無い場所をしばし見つめる]
どうだろう。
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