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[鋭い制止の声に、手が微かに跳ねて]
[壊れたレコーダーが吐き出すような声]
[乱れた声が紡ぐ言葉は自らを追い込むかのような]
……っ!
[最後の言葉に、ハッと息を呑んだとほぼ同時]
[投げつけられた鈴を、胸の辺りで受け止めて]
[ぐっと握りしめたまま、彼の姿を見つめた**]
写真屋 ペケレは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
声が聞こえたって?
[イマリとペケレの言葉を繰り返す]
確かに、そんな話を聞いても、笑い飛ばしてただろうなぁ。
……向こうの世界にいた時は。
[今となっては、どんな不思議な話でもすんなり信じられる]
だって。
俺自身が、ありえない状況だもん。
だから…暴力は最終手段だと…。
[流しきれず、左腕には痛みと共に重い痺れが残る]
詭弁には詭弁を、暴力には暴力。
あなたが何者と自覚していようがいまいが、
「吉野空彦」だろうが「葦野の吾鬼」だろうが。
どんな事情があろうが…暴力は暴力。
[一歩下がり間合いを取る。
悲しそうに、それでも不敵に笑う。
黒い鞄にメタルフレームの眼鏡をしまい。
鞄から出てきた手には、白鞘に収まった短刀を取り出した]
それとも、こちらの方がいいのかしら。
もう片方は「むこう」にあるわ。
私には、真珠の囁きも聞こえないけれど。
[鈴の声も聞こえては*居なかった*]
あちらは随分大変そうだ。
[目の前で起こっている、けれども、とても遠い世界の出来事を眺めながら暢気な感想をもらす]
正直、俺にはどっちでも良かったんだよね。
ニュータウンも神様も鬼も狐も蛍も……、いてもいなくても、やってもやらなくても。
ほっといたって、時間は流れていくし、何もかも変わっていくには違いないんだからさ。
ただ。
毎日起きて飯食って仕事行って……って、その繰り返しがさ、ずっと続くのかなって思ってたのに。
こう、急に、無かったことにされちゃうとねぇ。
いくらつまんない毎日だったとしてもさ……。
編集者 グリタは、向こう側の出来事を見つめている。*[栞]
[投げつけられた鈴から彼へと視線を移した時には、木刀は既に振り下ろされた後]
ダメッ!!
[悲鳴に近い叫び]
[鞄を盾にしてザクロが身を守ったのを見、一瞬安堵するも、
取り出された短刀を見て小さく息を呑んだ**]
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