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ううーん。
[再び目を開け上半身を起き上がらせる。
今度は上手く起き上がれたようだ。
ゆっくりと立ち上がるときょろきょろとあたりを見回し、あてもなく歩き始める]
そうね、不幸でなければ…
[ぱしゃり、跳ねる金魚の水音は
涼しげに扇ぐかみさまの団扇に描かれた
絵に等しく似るように。]
そろそろまた、時間かしら?
[尋ねるはまた、さびしがり屋か
はたまた、賑やかが好きな神様への誘い
…顔を?
[弧を描く紅を前に、数拍の沈黙の後]
望みは繋げておきたいからなぁ。
では、これっくらいだが。どうぞ勘弁願いたい。
[指先で押し上げ、少しだけずらした眼鏡の端より、
ちらりと現れた瞳は、蒼。]
ワタシは、レン。いつもいつまでも変わらないよ。
[眼鏡を、元の位置へ戻した。]
ふふふふ。そうかい。良い心構えだ。
神様の捕獲に挑戦してみりゃ、いいさ。
[笑声の尾をひきつつ、盆踊り会場の方へと*]
[いつもの白衣姿のまま、くわえタバコで屋台の間をふらりふらりと歩き回る]
景気はどうだい?
[射的やわたあめなどの屋台を開いている古い友人に声をかけ。
そのまま二言三言話して、ふらりと次の屋台へ]
こどものはなし?
[一度だけ見憶えのある、
そう、去年自分だけはひまわりの約を
一方的に結んだ相手に微笑み]
かみさまに近いもの、かしら?
[嘯く]
――君が連れて行くのも、俺が連れて行くのも良かろうよ。
[風に運ばれてきた金色の粉に目を細め、応える。]
神さんは…誰がお望みであろうな。
だって、童って、こどものことですよね……?
[ふと、祭で謡うクルミのことが頭を過ぎる]
かみかくしは、こどもの悪戯なんでしょうか。
[ゆっくり地面を踏みしめて、迷路の入り口に近づく。
ゼンジの顔をまっすぐに見上げた*]
川倉千代衣並でしょう。
[失礼な物言いにも、めげずに胸を張る。
頑なと思っていた。
だから眼鏡がずらされれば、呆気にとられて蒼色を見つめた]
……。その瞳に免じて、信じてあげる。
[再び弧を描く紅は先ほどより緩く。
笑い声にふと、手紙が示す「場所」は、神様のところだろうかなどと思ったりした]
[から、ころん。
おおかみさまのお面をつけて駆けていく。
ぴちゃん、と金魚の跳ねる音。
今年も祭りは恙無く開かれ。
ひらり、あげは蝶が舞う。
丁度屋台を冷やかしていた白衣姿の横を茜色はすり抜けた**]
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